特許
J-GLOBAL ID:200903062872414984

卓上筺体収納用シェルフ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-014861
公開番号(公開出願番号):特開平5-206663
出願日: 1992年01月30日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 複数の卓上型小型情報通信機器を一つのシェルフ内に並列して、装置同士や外線との接続を効率よく実施するための構造に関し、収容する筺体の実装ピッチを小さくできると共に、その収容された筺体の位置のロックを更に完全に行え、しかも引き抜き操作の容易な卓上筺体収納用シェルフ構造を提供することを目的とする。【構成】 ガイドレール(4)に摺接する筺体のスライド面(5a)の左右の肩部は互いに異なる傾斜(α,β)を有し、ガイドレールの前端領域にはU字型開口(10)が設けられると共に、その一方の側壁(4b)は固定片を形成し他方には弾性変形可能な可動片(8)が設けられ、該可動片(8)の先端にはロック用爪(9)が設けられ、更に、前記筺体のスライド面(5a)の前端領域には、シェルフ(1)に収容された時にガイドレール(4)の前記U字型開口(10)に対応する位置にこれと係合可能な係合突起(11)が設けられている。
請求項(抜粋):
小型情報通信装置を内蔵した同一形状の複数の卓上筺体(5)を、天面と底面に設けられた複数対のガイドレール(4)の溝に沿ってシェルフ本体(1)の内部に並列して収容し、該シェルフ本体の背面側に設置した共通のバックボード(3)に対してコネクタ(6)を介して信号接続するように構成されたシェルフ構造であって、前記ガイドレール(4)は筺体の厚さ幅よりも狭い幅を有し、長手方向に延在する水平の底壁(4c)とこれから立ち上がった左右の側壁(4a,4b)によって構成され、前記ガイドレール(4)に摺接する前記筺体のスライド面(5a)の左右の肩部は互いに異なる傾斜(α,β)を有すると共に前記ガイドレール(4)の左右の側壁(4a,4b)はこれらの肩部と補完的な傾斜を有し、前記ガイドレール(4)の前端領域は所定の長さにわたって前記底壁(4c)が欠落してU字型開口(10)を形成すると共に、該領域の左右側壁(4a,4b)は前記開口(10)によって互いに切り離され、その一方の側壁(4b)は筺体(5)の挿抜の際のガイドとなる実質的に変形しない固定片となり、他方の側壁(4a)の内側には前記U字型開口(10)の中で左右に弾性変形可能な自由端を有する可動片(8)が該側壁(4a)に並行して設けられ、該可動片(8)の先端にはロック用爪(9)が設けられ、更に、前記筺体のスライド面(5a)の前端領域には、シェルフ(1)に収容された時にガイドレール(4)の前記U字型開口(10)に対応する位置にこれと係合可能な係合突起(11)が設けられていることを特徴とする卓上筺体収納用シェルフ構造。
IPC (2件):
H05K 7/14 ,  H05K 7/18

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