特許
J-GLOBAL ID:200903062880383753

受話音量制限回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-322286
公開番号(公開出願番号):特開平7-235975
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 常時、受聴者に対する聴力障害を防止し、歪みの少ない再生音を得ることができる受話音量制限回路を提供する。【構成】 レシーバ駆動交流信号12は、検波部7により直流信号13に変換され、A/D変換部8によりディジタル信号に変換されてコントローラ9に入力され、ここで所定時間ごとに平均化されて時間平均値が算出され、これが所定のスレッショルド値を上回った場合には、その超過レベル14分を減衰量とした音量減衰指示が出力され、これに応じてスピーチデコーダ2により、この減衰量分だけ減衰したPCMデータが出力され、レシーバ駆動交流信号12に変換されてレシーバ6から出力される。
請求項(抜粋):
ディジタル符号化された受話音声データをアナログのレシーバ駆動交流信号に変換してレシーバから出力する受話回路において、レシーバ駆動交流信号を検波整流するとともに平滑し、前記レシーバ駆動交流信号のレベルに応じた直流信号を出力する検波部と、この検波部からの直流信号をディジタル信号に変換するA/D変換部と、このA/D変換部からのディジタル信号を所定時間ごとに平均化することにより時間平均値を算出し、記憶されている現在の減衰量を加算した後、受聴者耳保護臨界音圧を示す所定のスレッショルド値と比較し、前記時間平均値が前記スレッショルド値を上回った場合には両者の差から超過レベルを算出し、現在の減衰量として更新記憶するとともに、前記超過レベルを減衰量とする音量減衰指示を出力する制御部と、受話音声データに対して減算処理を実施することにより受話音量レベルを減衰させる手段を有し、前記制御部からの音量減衰指示に応じて、その指示に含まれる超過レベルに基づき受話音声データに対して減算処理を実施し、前記超過レベル分だけ減衰させた受話音声データを出力する音声データ演算部とを備えることを特徴とする受話音量制限回路。
IPC (2件):
H04M 1/60 ,  H04M 1/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • コーデイツク
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-289543   出願人:日本電気エンジニアリング株式会社
  • 特開昭62-278859

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