特許
J-GLOBAL ID:200903062882894976

ケイ素の精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-006488
公開番号(公開出願番号):特開平7-247108
出願日: 1995年01月19日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】太陽電池用の原料として用いることのできる高純度のケイ素の精製方法を提供する。【構成】第一段階では、過共晶アルミニウム-ケイ素合金溶湯を、そのケイ素含有濃度に応じた(液相線温度)を超える温度範囲から任意に選ばれた温度から、(共晶温度)を超えてケイ素含有濃度に応じた(液相線温度)未満の温度範囲から任意に選ばれた温度まで冷却して初晶ケイ素を晶出させて、これを分離して初晶ケイ素を得る。次いで、第二段階では、第一段階で得た初晶ケイ素をスズ溶湯に溶解して過共晶スズ-ケイ素合金溶湯を得て、これを冷却して晶出させて精製ケイ素を得る。
請求項(抜粋):
下記の工程を含むことを特徴とするケイ素の精製方法。(a)純度が96重量%以上99. 9重量%以下の原料ケイ素と純度が99.9重量%以上の原料アルミニウムを用いてケイ素を15〜65重量%含有する過共晶アルミニウム-ケイ素合金溶湯を得る工程。(b)該過共晶アルミニウム-ケイ素合金溶湯を、そのケイ素含有濃度に応じた(液相線温度)を超える温度範囲から任意に選ばれる温度から、(共晶温度)を超えてケイ素含有濃度に応じた(液相線温度)未満の温度範囲から任意に選ばれる温度まで、冷却して初晶ケイ素を晶出させた後、晶出した初晶ケイ素を含む過共晶アルミニウム-ケイ素合金溶湯から初晶ケイ素を分離する工程。(c)純度が99. 99重量%以上のスズを溶融して得られたスズ溶湯に(b)工程で得た初晶ケイ素を溶解して過共晶スズ-ケイ素合金溶湯を得る工程。(d)該過共晶スズ-ケイ素合金溶湯を冷却して晶出した精製ケイ素を得る工程。
IPC (5件):
C01B 33/039 ,  B01D 9/02 ,  C22B 61/00 ,  C22C 1/02 503 ,  H01L 31/04

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