特許
J-GLOBAL ID:200903062890658432
レンズ成形用金型およびレンズの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
渡辺 望稔
, 三和 晴子
, 福島 弘薫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-349729
公開番号(公開出願番号):特開2008-155577
出願日: 2006年12月26日
公開日(公表日): 2008年07月10日
要約:
【課題】前記従来技術の問題点を解決することにあり、レンズ面の曲率が小さいものであっても、鏡枠を一体的に成形することができるレンズ用成形金型、およびレンズ面の曲率が小さいものであっても鏡枠を一体的に成形して得られるレンズの製造方法を提供する。【解決手段】本発明のレンズの製造方法は、外周部に角を有するレンズ部と、外周部に形成された円環状の鏡枠とを有するレンズを、レンズ部の外周部に前記鏡枠を成形することにより製造するレンズの製造方法であって、所定の保持精度で、レンズ部の外周部を保持する工程と、レンズ部のレンズ面を保持するとともに、レンズ部の外周部の保持を解除する工程と、レンズ部のレンズ面を保持した状態で、鏡枠を成形するための円環状のキャビティを形成する工程と、キャビティに溶融樹脂を充填する工程とを有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
外周部に角を有するレンズ部と、前記外周部に形成された円環状の鏡枠とを有するレンズのレンズ成形用金型であって、
対向して配置され、開閉可能な第1の金型と、第2の金型とを有し、
前記第1の金型は、中心に開口部が形成された基部およびフランジ部を備える第1のクランプ部材と、前記開口部に配置され、前記レンズ部のレンズ面を保持する保持部を備える第1のレンズ保持部材と、前記第1のクランプ部材の前記フランジ部を覆う折曲部を備える第1の型部材とを有し、
前記第2の金型は、中心に開口部が形成された基部およびフランジ部を備え、前記第1のクランプ部材と対をなす第2のクランプ部材と、前記開口部に配置され、前記レンズ部のレンズ面を保持する保持部を備え、前記第1のレンズ保持部材と対をなす第2のレンズ保持部材と、前記第2のクランプ部材の前記フランジ部を覆う折曲部を備え、前記第1の型部材と対をなす第2の型部材とを備え、
1対の前記第1のクランプ部材および前記第2のクランプ部材は、前記レンズ部が各前記開口部の間に配置され、前記レンズ部を挟み込んで所定の保持精度で前記レンズ部の外周部を保持するものであり、1対の前記第1のレンズ保持部材および前記第2のレンズ保持部材は、前記レンズ部のレンズ面を挟み込んで所定の保持精度で保持するものであり、1対の前記第1の型部材および前記第2の型部材は、前記第1の金型と前記第2の金型とが閉じられた場合、前記折曲部が互いに接触してパーティングラインを形成するものであり、
前記第1の金型と、前記第2の金型を閉じた場合、前記第1のクランプ部材および前記第2のクランプ部材により前記レンズ部の外周部が保持され、その後前記第1のレンズ保持部材および前記第2のレンズ保持部材により前記レンズ面が保持されるとともに、前記第1のクランプ部材および前記第2のクランプ部を所定の距離離間させて前記レンズ部の保持を解除し、前記第1のレンズ保持部材および前記第2のレンズ保持部材、前記第1のクランプ部材および前記第2のクランプ部材、ならびに前記第1の型部材および前記第2の型部材の各折曲部により、前記鏡枠を成形するための円環状のキャビティが形成されることを特徴とするレンズ成形用金型。
IPC (3件):
B29C 45/14
, B29C 33/12
, G02B 3/00
FI (3件):
B29C45/14
, B29C33/12
, G02B3/00 Z
Fターム (32件):
4F202AA28
, 4F202AD05
, 4F202AD25
, 4F202AG19
, 4F202AG28
, 4F202AH74
, 4F202AP06
, 4F202AR07
, 4F202CA11
, 4F202CB01
, 4F202CK12
, 4F202CK25
, 4F202CK42
, 4F202CK52
, 4F202CK75
, 4F202CL02
, 4F202CM02
, 4F202CQ03
, 4F202CQ05
, 4F206AA28
, 4F206AD05
, 4F206AD25
, 4F206AG19
, 4F206AG28
, 4F206AH74
, 4F206AP06
, 4F206AR07
, 4F206JA07
, 4F206JB12
, 4F206JM02
, 4F206JN32
, 4F206JQ81
引用特許:
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