特許
J-GLOBAL ID:200903062894475731

音響エコーキャンセラー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-190027
公開番号(公開出願番号):特開2002-009677
出願日: 2000年06月23日
公開日(公表日): 2002年01月11日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、増幅部などのアナログ回路において信号がクリップレベルを越えた場合に発生する非線形特性を持った音響エコー信号を消去することができる音響エコーキャンセラー装置を提供すること。【解決手段】 音響エコーキャンセラー装置20は、制御部32において、マイクロホン25により入力された入力信号のレベルを調整することによって発生する非線形成分を推定し、この推定された非線形成分に基づいて、非線形回路部29に入力される受信音声信号に非線形特性処理を施すようになっており、この非線形成分を有する受信音声信号により、疑似音響エコー信号を生成し、入力された送信音声信号からこの疑似音響エコー信号を減算することによって、音響エコーを除去するようになっている。
請求項(抜粋):
通信回線から伝送された音声信号を受信し、前記受信音声信号を拡声する拡声手段と、前記通信回線に送信する送信音声信号を入力する入力手段と、前記入力手段に入力された前記送信音声信号の信号レベルを調整する入力レベル調整手段と、前記通信回線から伝送された前記受信音声信号を入力し、前記拡声された受信音声信号が反響路を経由して前記入力手段に入力されることによって発生する反響信号を推定する擬似反響信号生成手段と、前記擬似反響信号を用いて、前記入力レベル調整手段によって前記信号レベルが調整された前記送信音声信号から前記反響信号を除去する信号処理手段とを備え、前記入力レベル調整手段により前記送信音声信号の前記信号レベルを変化させることによって生ずる前記送信音声信号の非線形成分を推定するとともに、前記擬似反響信号生成手段に入力する前記受信音声信号に前記非線型成分の特性を設定する設定手段を設け、前記信号処理手段によって信号処理された前記送信音声信号を前記通信回線に送信するようにしたことを特徴とする音響エコーキャンセラー装置。
IPC (3件):
H04B 3/23 ,  G10L 21/02 ,  H04R 3/02
FI (3件):
H04B 3/23 ,  H04R 3/02 ,  G10L 9/00 F
Fターム (6件):
5D020CC06 ,  5K046BA00 ,  5K046BB01 ,  5K046HH11 ,  5K046HH79 ,  5K046HH80

前のページに戻る