特許
J-GLOBAL ID:200903062895616657

合成シート袋及び合成シート袋の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-274791
公開番号(公開出願番号):特開平10-119983
出願日: 1996年10月17日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】簡単な構成で、内容物が溢れ出ることなく安定した保持状態で道具を用いることなく手で簡単に開封することができ、しかも、内部に封入された物の取り出しを複数回に分けて使用することもでき、また、ゴミとしての後処理をし易くでき、更に、内部に封入すべき物の種類を限定することなく、更にまた、製造コストを抑えることのできる合成シート及びその製造方法を提供する。【解決手段】合成樹脂シートを重合して左辺,右辺,上辺を帯状に溶着して溶着部2,3,4が形成され、溶着部4の溶着端縁に沿って、樹脂シートを溶着して形成した帯片部5が設けられ、帯片部5に切り口6,7が形成される袋の上辺の溶着部4から左右の辺の溶着部2,3にかけて樹脂シートを溶着して遮断部8を形成し、遮断部8と本体内部との境界線より外側部分には、手で掴持可能な大きさの面積を有する掴持部9を備えている。
請求項(抜粋):
片面に溶着可能な層を有するシート材を該溶着可能な層を有する面が対向するように重合して一組の対向する第1辺と第2辺とがそれぞれ溶着され、他の一組の対向する第3辺と第4辺のうちの一つの辺を溶着すると共に他の一つの辺を物を入れた後の封止辺とし、第3辺と第4辺のうちの溶着された一つの辺の近傍位置には、その辺と平行に且つ略両端位置まで、前記シート材を前記溶着可能な層を有する面が対向するように重合し溶着して形成した引き裂き用の帯片部が設けられ、前記帯片部の両端位置の少なくとも一方には前記帯片部と前記溶着された第1辺又は第2辺との境界位置に切り口が形成されていて、前記帯片部を切り口の設けられた一端から他端方向へ引き裂くことにより開封せしめられるようにした合成シート袋において、第3辺と第4辺のうち前記帯片部の近傍に位置する辺から第1辺と第2辺のうちの少なくとも一方の辺にかけて、前記重合せしめられているシート材を溶着して遮断部を設けて、封入物の出口の幅を狭め、且つ、該遮断部と袋の内部との境界線より外側部分の袋の面積が掴持可能な大きさになるようにしたことを特徴とする合成シート袋。
IPC (2件):
B65D 33/00 ,  B65D 75/66
FI (2件):
B65D 33/00 C ,  B65D 75/66

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