特許
J-GLOBAL ID:200903062899717261

鉄骨製建物における柱脚の固定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 一豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-012629
公開番号(公開出願番号):特開平9-203051
出願日: 1996年01月29日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 唯一のアンカーボルトと唯一のバカ穴とによる簡易鉄骨製柱脚固定法における対基礎面不安定を解消する。【解決手段】 鉄骨製柱脚下端に一体設の中央に唯一のアンカーボルト8挿通用の唯一のバカ穴2を有するベースプレート1裏面の少なくとも四方周辺部に、鋼製フラットバー等より成る堰脚3を付設し、該アンカーボルト8に該バカ穴2を嵌め込んで柱脚4を建込み、柱脚4の一側壁底部を切欠した作業用開口部4aよりナット10締付けで本締め固定しておいて該堰脚3によって形成のベースプレート1下の間隙部11より無収縮モルタル12を充填するとしてベースプレート1中心から最も遠く離れた四方に配された堰脚3が、効果的な踏ん張り脚となって不陸な基礎面上にあっても柱脚4を安定かつ垂直に立脚させ、この状態のもとで、ベースプレート1下の間隙部に無収縮モルタル12を充填することに由り、ベースプレート1と基礎との間の密着化が一気になされてしまう、としたものである。
請求項(抜粋):
鉄骨製柱脚下端に一体設の中央に唯一のアンカーボルト挿通用の唯一のバカ穴を有するベースプレート裏面の少なくとも四方周辺部に、鋼製フラットバー等より成る堰脚を付設し、該アンカーボルトに該バカ穴を嵌め込んで柱脚を建込み、柱脚の一側壁底部を切欠した作業用開口部よりナット締付けで本締め固定しておいて該堰脚によって形成のベースプレート下の間隙部より無収縮モルタルを充填するとしたことを特徴とする鉄骨製建物における柱脚の固定方法。

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