特許
J-GLOBAL ID:200903062900424427

リクライニングシートにおける背凭れ調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-127235
公開番号(公開出願番号):特開平8-294428
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】通路を狭くしている背凭れの前方への退避的傾動を簡単に行うことができて、清掃や方向変換を容易に行えるようにすることのできる背凭れ調整装置を、従来と同様な一般的な取付ブラケットを持つガススプリング手段を利用するとともに、背凭れ側とシートフレーム側とに、カムと、その係合溝内に係合する係止部材とをそれぞれ設けるという簡単な構成によって提供すること。【構成】背凭れ220側と座部210のフレームとの間に介装した背凭れ角度の調節保持用ガススプリング手段100aと、背凭れ220側に一体的に形成されて、その下端がガススプリング手段100aに連結される傾倒アーム221と、枢軸223上または背凭れ220側に一体化されて枢軸223回りの所定の円周角度範囲に亘る係合溝41を有するカム40と、背凭れ220側または枢軸223上に回動自在に設けられてカム40の係合溝41内に係合する係止部材50とを備えたこと。
請求項(抜粋):
乗物内に設置されて使用者が着座する座部と、この座部を支持するシートフレーム側に一体化されて前記座部の後部側方にて立ち上がる支持フレームと、この支持フレームに一体的に結合された枢軸に回動自在に組付けられて前記座部に対して傾倒角度調節可能に組付けた背凭れとを有するリクライニングシートにおいて、前記背凭れを任意の傾倒角度位置に調節保持すべく、シリンダと、このシリンダ内に組付けたピストンと、このピストンに一体化されて前記シリンダ外に伸縮運動自在としたピストンロッドと、前記ピストン前後の作動室を連通させる油路中に設けられた開閉弁とを備え、かつ前記背凭れ側と前記座部のフレームとの間に介装した背凭れ角度の調節保持用ガススプリング手段と、前記枢軸に上端部が嵌合し、その下端が前記ガススプリング手段に連結される傾倒アームと、前記傾倒アームの上端部または前記背凭れ側に一体化されて前記枢軸回りの所定の円周角度範囲に亘る係合溝を有するカムと、前記背凭れ側または傾倒アーム上に回動自在に設けられて前記カムの係合溝内に係合する係止部材とを備えたことを特徴とする背凭れ調整装置。
IPC (2件):
A47C 7/46 ,  A47C 1/024
FI (2件):
A47C 7/46 ,  A47C 1/024

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