特許
J-GLOBAL ID:200903062913398727

方位検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-082347
公開番号(公開出願番号):特開平8-278359
出願日: 1995年04月07日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】 アンテナの設置環境に影響されることなく電波および音波などの波源の方向を高い角度精度で探知することのできる方位検出装置を得る。【構成】 アレーマニフォルドデータを用いて波源の角度を推定する方位検出装置において、波源の中心周波数のみならずその近傍の周波数に対応するアレーマニフォルドデータを用いて、周波数毎に波源からの信号の到来角を算出し、これらの到来角の算術平均またはメジアンを求めることにより波源の角度の推定精度を向上させるものである。
請求項(抜粋):
複数のアンテナと、上記アンテナにそれぞれ接続された複数の受信機と、上記のそれぞれの受信機の出力より共分散行列を算出する共分散行列算出器と、上記共分散行列より固有値および固有ベクトルを算出する固有値・固有ベクトル算出器と、周波数測定用アンテナと、上記周波数測定用アンテナの出力より波源の周波数を測定する周波数分析器と、上記周波数分析器で求めた周波数にもとづいて所定の周波数範囲を設定する帯域幅設定器と、上記帯域幅設定器より得られる周波数範囲に対応して上記アンテナの配列にもとづき仮想波源に対するアンテナ出力を複数の周波数分だけ算出する周波数対応モードベクトル発生器と、上記固有値・固有ベクトル算出器より得られた固有値および固有ベクトルにもとづいて張られる雑音部分空間に上記周波数対応モードベクトル発生器で発生させた複数のモードベクトルを射影してそれらの射影長の2乗を算出する雑音部分空間射影長算出器と、上記雑音部分空間射影長算出器より出力される射影長の2乗が仮想波源を空間上で走査して極小になるときの仮想波源の位置をそれぞれのモードベクトルに対して求める極小値算出器と、上記極小値算出器より得られる仮想波源の複数個の位置を算術平均する到来角平均値算出器とで構成したことを特徴とする方位検出装置。
IPC (2件):
G01S 3/32 ,  G01S 3/808
FI (2件):
G01S 3/32 ,  G01S 3/808

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