特許
J-GLOBAL ID:200903062918976044

電動式パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-011799
公開番号(公開出願番号):特開平6-219311
出願日: 1993年01月27日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、補助トルク制御のリニアリティを損なうことなくハンドル戻り性能を改善した電動式パワーステアリング装を得る。【構成】 ハンドルの戻し状態を判定するハンドル戻し判定手段71と、モータ3の制御量Cに基づいて各駆動モードに対応した制御量C1及びC2を生成すると共に、戻し状態の判定結果Hに応答して制御量の一方を選択する選択手段75と、各制御量をPWMデューティ比に変換する変換手段76とを設け、通常操舵時には第1の駆動モードに対応したPWMデューティ比P1でスイッチング素子Q1〜Q4を駆動し、ハンドル戻し時には第2の駆動モードに対応したPWMデューティ比P2でスイッチング素子を駆動し、円滑なトルク制御を実現する共に、モータによるブレーキ作用を抑制する。
請求項(抜粋):
ハンドルの操舵トルクを検出するトルクセンサと、車速を検出する車速センサと、前記ハンドルの操舵補助用のモータと、前記モータを介してブリッジ回路を構成すると共に前記モータを両方向に回転させる各一対のスイッチング素子と、前記モータの電流を検出するモータ電流検出手段と、前記操舵トルク、前記車速及び前記モータ電流に基づいて前記スイッチング素子を駆動する信号処理回路とを備えた電動式パワーステアリング装置において、前記信号処理回路は、前記ハンドルの戻し状態を判定するハンドル戻し判定手段と、前記操舵トルク及び前記車速に基づいて前記モータ電流の目標値を演算する目標値演算手段と、前記目標値と前記モータ電流との偏差に応じて前記モータの制御量を演算する制御量演算手段と、前記制御量に基づいて第1及び第2の駆動モードにそれぞれ対応した第1及び第2の制御量を生成すると共に、前記戻し状態の判定結果に応答して前記第1又は第2の制御量の一方を選択する選択手段と、前記第1及び第2の制御量をそれぞれ前記スイッチング素子に対する第1及び第2のPWMデューティ比に変換する変換手段と、前記第1又は第2のPWMデューティ比に基づいて前記スイッチング素子を駆動する駆動回路とを有し、前記選択手段は、前記戻し状態が判定されないときには前記第1の駆動モードに対応した第1の制御量を生成し、前記戻し状態が判定されたときには前記第2の駆動モードに対応した第2の制御量を生成し、前記駆動回路は、前記第1のPWMデューティ比に応答して、前記各一対のスイッチング素子のうちの一方をオンして他方をPWMスイッチング駆動すると共に、前記第2のPWMデューティ比に応答して、前記各一対のスイッチング素子の両方をPWMスイッチング駆動することを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
IPC (2件):
B62D 6/02 ,  B62D 5/04

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