特許
J-GLOBAL ID:200903062928269010

対物レンズ及び光ピックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-373807
公開番号(公開出願番号):特開2001-229567
出願日: 2000年12月08日
公開日(公表日): 2001年08月24日
要約:
【要約】【課題】 対物レンズに4つ以上の分割面を形成すると共に、各光ディスクの必要開口数内の分割面において、波面収差のズレを補正することができるピッ<SB><HAN>ク</SB></HAN>アップ装置及び対物レンズを提供する。【解決手段】輪帯状段差によって形成される分割面B1〜b4により、第1の光ディスク10の基板厚さと第2の光ディスク10’の基板厚さとの間の基板厚さにおいて、残留誤差が小さくなるようにし、もって複数種類の光ディスクに対して情報の記録及び/又は再生を行うことができる。
請求項(抜粋):
波長の異なる光源からの光束を光ディスクの記録面に集光するための対物レンズを含む集光光学系と、前記記録面からの反射光を検出するための受光手段とを有し、透明基板厚さが異なる第1及び第2の光ディスク(但し、第1の光ディスクの方が第2の光ディスクよりも対物レンズに対する必要開口数が大きいとする)に対して、情報の記録又は再生が可能な情報記録再生用の光ピックアップ装置に使用される対物レンズにおいて、前記対物レンズの少なくとも一方の面に、屈折作用により入射光束をk個(k≧4)の輪帯状の光束(ここで、光軸側からその外側に向かって、順に第1、第2、・・・・・・、第k光束とする)に分割する輪帯状段差部分を形成し、前記第1の光ディスク使用時には、前記第1及び第k光束がつくる最良像面位置における前記第1及び第k光束の波面収差の球面収差成分は0.05λ1rms以下(λ1:第1の光ディスク用の光源波長)であり、前記第2ないし第(k-1)光束のうち、少なくとも2つの光束はそれぞれ、前記第1及び第k光束がつくる前記最良像面位置とは異なる位置に見かけ上の最良像面位置が形成され、前記第1及び第k光束がつくる前記最良像面位置で、前記第1の光ディスクに対する必要開口数内を通る前記第1ないし第k光束のそれぞれの光束内の光線の波面収差がほぼmiλ1(mi個は整数で、i=1,2,・・・・・・,k)となることを特徴とする対物レンズ。
IPC (3件):
G11B 7/135 ,  G02B 3/08 ,  G02B 13/18
FI (3件):
G11B 7/135 A ,  G02B 3/08 ,  G02B 13/18
引用特許:
審査官引用 (2件)

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