特許
J-GLOBAL ID:200903062929781342
超精密濾過システム及び当該システムを用いた超精密濾過方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-249375
公開番号(公開出願番号):特開平8-108020
出願日: 1994年10月14日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 長期間の連続使用においてもUF膜・RO膜濾過装置が目詰まりを起こすことがなく、長期間フリーメンテナンスを実現でき、ランニングコストの低減がはかれる超精密濾過システムとこのシステムを用いた超精密濾過方法を提案せんとするものである。【構成】 UF膜・RO膜濾過装置(B’)と原液タンク(A)との間に、荷電濾過装置(C1)と荷電コアレッサー型油水分離装置(C2)とよりなる前処理装置(C)を介在させて比較的大きなゴミや油滴等の不純物を予め除去するとともに、この前処理装置(C)にUF膜・RO膜濾過装置(B’)の一次側循環液の一部を還流させ、且つ前処理装置(C)に回収した油分をシステム系外に連続的に排出できる構成とした。
請求項(抜粋):
汚染した被処理液が貯留された原液タンクと、流入口と排出口を有する容器内に電圧が印加された濾過層が配置され、前記流入口を通じて濾過層に被処理液を送り込む送液手段を容器外部に付設した粗ゴミ除去用の荷電濾過装置と、流入口と排出口を有する容器内に、径方向内側から外側に向けて濾目を段階的に小さくした筒状のコアレッサー型フィルターが電圧を印加された状態で配置され、前記荷電濾過装置から排出されたゴミ除去済液を前記流入口を通じてコアレッサー型フィルターに送り込む送液手段を容器外部に付設するとともに、前記フィルターを囲む位置にはフィルターを通過した被処理液を上昇又は下降させて比重差により被処理液から油分を分離させる迂回路が設けられ、分離油及び分離水を別々の排出口から排出するようにした荷電コアレッサー型油水分離装置と、UF膜又はRO膜が容器内に配置され、当該極精密濾過膜を介して容器内部が流入口と排出口を有する一次側と排出口のみを有する二次側に隔てられるとともに、容器外部には前記荷電コアレッサー型油水分離装置から排出された分離水を受け入れる導入路及び循環路を有する容器外一次側流路と、極精密濾過膜を透過した透過液を排出する二次側排出口が形成されたUF膜・RO膜濾過装置と、を具備し、荷電濾過装置と荷電コアレッサー型油水分離装置とを直列接続して構成した前処理装置を、原液タンクとUF膜・RO膜濾過装置との間に介在させ、UF膜・RO膜濾過装置の一次側循環路の途中部から当該一次側循環路で濃縮された被処理液を逆止手段を介して前処理装置の前段を構成する荷電濾過装置への送液路に戻す還流路を設けてなる超精密濾過システム。
IPC (10件):
B01D 36/00
, B01D 17/00 501
, B01D 17/00 503
, B01D 17/025 504
, B01D 17/04 501
, B01D 17/06 502
, B01D 35/06
, B01D 61/04
, B01D 61/16
, B03C 5/00
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