特許
J-GLOBAL ID:200903062932053676

ICカードを用いたプリペイドカード・システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京谷 四郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-047969
公開番号(公開出願番号):特開平6-259452
出願日: 1993年03月09日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 ICカードのセキュリテイを保つとともに、ICカードの複製を防止したICカードを用いたプリペイドカード・システムを提供すること。【構成】 ICカード1による買物に際して、ICカード1から店舗端末2に、カード残高レジスタ1bおよび認証子レジスタ1cに格納された買物前のカード残高と認証子が送られる。店舗端末2においては、暗号化手段2bにおいて、認証子生成の鍵2aを用いて、カード残高より認証子を生成し、チェック手段2cにおいて、認証子の正当性をチェックする。ついで、加算手段2dにおいて、買物金額をカード残高より減算して更新されたカード残高を求め、カード残高およびその認証子をICカード1に書き込む。また、ICカード1に買物毎にインクリメントされるカウンタ1eを設け、該カウンタ1eのカウンタ値を店舗端末から銀行センタ3に送り、ICカードの不正使用を発見する。
請求項(抜粋):
ICカード(1) と、ICカード(1) による買物金額を取引銀行毎に合算して銀行センタに送信する店舗端末(2) と、店舗端末(2) からの送信データに基づき、買物金額の決裁を行う銀行センタ(3) とからなるICカードを用いたプリペイドカード・システムにおいて、ICカード(1) 毎に異なるカードID(1a)と、カード残高を示す残高レジスタ(1b)と、残高レジスタ(1b)の認証子を格納する認証子レジスタ(1c)とを具備するプリペイド媒体であるICカードと、システムの重要な鍵(2a)と、この鍵に基づきICカード(1) のカード残高を暗号化する暗号化手段(2b)と、認証子の正当性をチェックするためのチェック手段(2c)と、加算手段(2d)とを具備した物理的保護が施された店舗端末(2) とを備え、ICカード(1) による買物に際して、店舗端末(2) は、チェック手段(2c)によりICカード(1) の認証子の正当性をチェックするとともに、加算手段(2d)によりカード残高を算出し、算出された残高から暗号化手段(2b)により認証子を生成して、ICカード(1) の残高および認証子を書き換えることを特徴とするICカードを用いたプリペイドカード・システム。
IPC (4件):
G06F 15/21 340 ,  G06F 15/30 340 ,  G06F 15/30 350 ,  G06K 17/00

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