特許

J-GLOBAL ID：200903062933584349

ガソリン性状判別装置

発明者： 上岡 秀樹 ,  島村 政彦
出願人/特許権者： 日本電子機器株式会社
代理人 (1件)： 広瀬 和彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-290942
公開番号（公開出願番号）：特開平5-099879
出願日： 1991年10月09日
公開日（公表日）： 1993年04月23日
要約：

【要約】【目的】 ガソリンに混入された添加剤によるガソリン性状の変化を正確に判定する。【構成】 ガソリンの性状に応じて定まる比誘電率を利用して、出力電圧Vが変化する静電容量式センサと、前記ガソリンの温度Tを検出する温度センサを設け、ガソリンの温度変化に対する静電容量式センサの出力電圧Vにより、温度係数A0 を算出し、この温度係数A0 から添加剤濃度N0 を算出すると共に、静電容量式センサからの検出電圧Vを所定温度時の補正電圧Vi0に補正する。そして、この補正電圧Vi0と添加剤濃度N0 から座標点Pがマップ中の重質ガソリン判定領域I か、中質ガソリン判定領域IIか,軽質ガソリン判定領域 IIIかを判定することにより、ガソリンの性状を判定する。

請求項（抜粋）：

ガソリン中に設けられた静電容量式センサと、前記ガソリンの温度を検出する温度センサと、前記静電容量式センサからの検出信号と温度センサによる検出温度とから温度係数を演算する温度係数演算手段と、該温度係数演算手段からの温度係数に基づき添加剤濃度を算出する添加剤濃度算出手段と、前記静電容量式センサからの検出信号を所定温度のときの補正検出信号に補正する検出信号補正手段と、該検出信号補正手段により補正された補正検出信号と前記添加剤濃度算出手段により算出された添加剤濃度からガソリンの重軽質を判定するガソリン性状判定手段とから構成してなるガソリン性状判別装置。