特許
J-GLOBAL ID:200903062948524024
流出血液の収集、洗浄、及び再注輸のための装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
古谷 馨 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-334148
公開番号(公開出願番号):特開平9-187504
出願日: 1996年12月13日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 患者への再注輸のために術後の流出血液を収集、希釈、濾過及び洗浄し、赤血球を濃縮する一体型の真空駆動流出血液処理システムの提供。【解決手段】 遠心分離用ボウル25は術野と術野からの除去に用いる真空源34との間に配置され、中間リザーバ又は付加ポンプなしに流出血液をボウルに即時採取することを許容する。付加的な再注輸バッグ又は正逆回転ポンプなしにボウルからの直接的な再注輸を許容するシール開口を底部に有する修正型の遠心分離用ボウルと相俟って、この構成は機能性を損なうことなしに、より少ないステップ及び部材を用いて再注輸のために血液を処理する。システム内への導入に際しての血液の希釈は、凝固性を低減させ、より遅いボウル回転速度を用いることを可能にする。遅い回転は赤血球の損傷を低減し、電力要求を低下させ、携帯性を向上させる。
請求項(抜粋):
患者の術野からの血液を処理するための装置であって、a.血液を複数の成分へと分離し、これらの成分の少なくとも一つを単離するための遠心分離器であって、i.入口ポートと、底部と、分離チャンバと、それを介して流体が遠心分離用ボウルを出るための出口ポートとを有する遠心分離用ボウルと、及びii.前記遠心分離用ボウルを回転させる手段、とを備えた遠心分離器と、b.前記出口ポートからの流体を受け取るための容器と、c.前記術野からの血液を前記入口ポートに運ぶための第1の導管と、d.前記出口ポートからの流体を前記容器に運ぶための第2の導管と、及びe.前記容器の内部を介して前記分離チャンバに連結された真空源とからなる装置。
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