特許
J-GLOBAL ID:200903062950790440

試験具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 達哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-245082
公開番号(公開出願番号):特開平5-060747
出願日: 1991年08月30日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【構成】 本発明の試験具1は、試験具本体2と蓋体4とを薄肉部6を介して一体成形したもので、この内部に、液体を含浸する検体採取部材3が、その軸方向に移動可能にスプリング8と共に収納されている。蓋体4は、透明な板状の検出部41と、この検出部41の外周部両面側に各々立設された筒状の第1接合部42及び第2接合部43とで構成され、検出部41の第2接合部43側には、液体で希釈された検体(糞便)を展開、保持するシート状の吸水性支持体5が設置されている。試験具1の使用時には、薄肉部6を破断して試験具本体2と蓋体4を分離し、次いで露出した検体採取部材3の先端32に検体を採取し、その後第2接合部が先端32を被冠し、かつ先端32と吸水性支持体5とが接触するように蓋体4を装着する。これにより、液体が吸水性支持体5に供給される。【効果】 操作が簡単で測定精度に優れ、衛生的で廃棄にも有利である。
請求項(抜粋):
含水率の低い検体中の特定成分を、試薬の存在下で呈色反応により検出する試験具であって、吸水性材料で構成され、液体を含浸し、先端部に検体を採取する検体採取部材と、前記検体採取部材を収納、保持する有底筒状の試験具本体と、実質的に透明な板状の検出部と、この検出部の外周部両面側にそれぞれ立設された筒状の第1および第2接合部とで構成された蓋体と、前記検出部の前記第2接合部側に設置され、前記液体または前記液体で希釈された検体を展開し、保持する吸水性支持体とを備え、未使用時には、前記第1接合部が前記検体採取部材の先端部を覆うように前記試験具本体に液密に接合され、使用時には、前記第2接合部が前記検体採取部材の先端部を覆うように前記試験具本体に接合され、これにより前記吸水性支持体と前記検体採取部材の先端とが接触して前記検体採取部材に含浸された液体が前記吸水性支持体に供給されるよう構成したことを特徴とする試験具。
IPC (2件):
G01N 33/48 ,  G01N 33/50

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