特許
J-GLOBAL ID:200903062952442512

携帯形電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-278303
公開番号(公開出願番号):特開平10-124173
出願日: 1996年10月21日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】本発明の目的は、パック状機器の着脱作業を容易に行なえる携帯形電子機器を提供することにある。【解決手段】筐体4の前端には、パック状機器46を収容するパック収容部の挿入口41を開閉するフロントカバー74が設けられている。フロントカバーは、ヒンジ軸90によって閉塞位置と開放位置との間を回動可能に支持されているとともに、ロック位置とロック解除位置との間をヒンジ軸の軸方向に沿ってスライド自在い支持されている。パック収容部内には、フロントカバーのスライドに連動してパック状機器をロックおよびロック解除するロック機構110が設けられている。そして、フロントカバーは、開放位置およびロック解除位置に移動された状態において、移動規制部によりロック位置への移動が規制され、ロック機構はロック解除状態に保持される。
請求項(抜粋):
パック収容部を有しているとともに、上記パック収容部に連なる挿入口が開口された箱状の筐体と、独自の機能を有する一つのモジュールとしてパッケージ化され、上記パック収容部に上記挿入口を通じて取り出し可能に収容されたパック状機器と、上記挿入口の少なくとも一部を閉塞する閉塞位置と上記挿入口を開放する開放位置との間を回動軸の回りで回動可能に上記筐体に支持されているとともに、上記回動軸と平行な方向に沿ってロック位置とロック解除位置との間をスライド可能に上記筐体に支持されたカバーと、上記パック状機器と係合して上記パック状機器を上記パック収容部内にロックする第1の位置と、上記パック状機器から離脱して上記パック状機器の取り出しを許容するロック解除位置とに亘って移動可能に上記パック収容部に配置されたロック手段と、上記ロック位置からロック解除位置への上記カバーの移動に連動して上記ロック手段を第1の位置から第2の位置へ移動させるとともに、上記ロック解除位置からロック位置への上記カバーの移動に連動して上記ロック手段を第2の位置から第1の位置へ移動させる連動手段と、上記ロック位置において、上記閉塞位置から開放位置への上記カバーの回動を規制するとともに、上記カバーが上記閉塞位置からロック解除位置にスライドされた後に上記開放位置に回動された際、上記ロック解除位置からロック位置への上記カバーのスライドを規制し、上記カバーをロック解除位置に保持する移動規制手段と、を備えていることを特徴とする携帯形電子機器。

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