特許
J-GLOBAL ID:200903062957582436

液晶表示素子の製造方法及びバックライトの製造方法並びにその製造システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-135377
公開番号(公開出願番号):特開平9-318944
出願日: 1996年05月29日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 拡散角度を制御性良く広くすることができ、かつ光の偏光状態に与える影響の少ない光学素子を付加した液晶表示素子及びバックライトを高い歩留まりで、効率良く製造することにある。【解決手段】 視野角を広げる光学素子を備えた液晶表示素子においては、前記光学素子は、光学的に等方性な透明媒質1が流動性を有する状態で基板9に塗布され、この透明媒質1が増粘性を有する程度に硬化させた状態で球状屈折体2が散布されて固着される。必要に応じてこの球状屈折体2が除去されて球状屈折体2が整列され、この塗布工程から整列工程が必要回数繰り返されて前記積層構造を有する光学素子が形成される。この形成された光学素子が液晶表示素子に組み込まれて液晶表示素子が完成される。
請求項(抜粋):
2枚の基板の少なくとも一方の一主面に平板状の光学的に等方性な透明媒質中に光学的に等方性かつ前記透明媒質と屈折率の異なる透明な略球状の屈折体を面状に1層並べた単位構造物を複数積層した構造を有する光学素子を形成する素子形成工程と、前記2枚の基板の一主面に電極を形成する電極形成工程と、前記2枚の基板を前記電極が対向するように配置する電極配置工程と、前記2枚の基板を接着性組成物を介して貼り合わせる貼り合わせ工程と、前記2枚の基板間に液晶組成物を狭持させて液晶セルに組み立てるセル組立工程と、前記液晶セルを2枚の偏光板の間に配置する偏光板配置工程と、前記液晶組成物を介して光線を前記光学素子に入射させるように前記液晶セルに平行光線を発するバックライトを配置するバックライト配置工程と、を有する液晶表示素子の製造方法において、前記光学素子を形成する素子形成工程は、前記の光学的に等方性な透明媒質を流動性を有する状態で塗布する塗布工程と、前記透明媒質を増粘性を有する程度に硬化させる硬化工程と、前記透明媒質上に前記の球状屈折体を散布する散布工程と、前記球状屈折体を固着させる固着工程と、必要に応じて前記の球状屈折体を除去して球状屈折体を整列させる整列工程と、前記塗布工程から整列工程を必要回数繰り返し前記積層構造を有する光学素子を形成する積層工程と、必要に応じて前記の透明媒質から粘性を除去する除去工程と、前記光学素子の最上層に無機物質あるいは有機物質から成る層を平坦に形成する平坦化工程を有していることを特徴とする液晶表示素子の製造方法。
IPC (2件):
G02F 1/1335 530 ,  G02F 1/1335
FI (2件):
G02F 1/1335 530 ,  G02F 1/1335

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