特許
J-GLOBAL ID:200903062959589802

介在物を微細化した鋼の溶製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-250513
公開番号(公開出願番号):特開2003-064412
出願日: 2001年08月21日
公開日(公表日): 2003年03月05日
要約:
【要約】【課題】鋼中の硫化物系介在物のサイズを微細化して粗大な硫化物系介在物が鋼製品の疲労強度に悪影響を与える問題を解決することのできる鋼の溶製方法を提供する。【解決手段】鋼を電気炉10で溶解した後、取鍋精錬装置14で精錬を実施して溶鋼中のSを0.003%以下のレベルに低減し、更にその後RH真空脱ガス装置16で真空脱ガス処理を実施して溶鋼中のNレベルを100ppm以下に低減し、その状態でRH真空脱ガス処理の末期において溶鋼中にTiを50〜150ppmの範囲で添加する。これによって鋼の凝固過程でTiNの初相を晶出させ、これを核としてその周りにMnSを晶出させることによって最終的に生成するMnS介在物のサイズを小さなものとする。
請求項(抜粋):
鋼を溶解した後、重量基準で溶鋼中のNを100ppm以下に低減した状態で該溶鋼中にTiを50〜150ppmの範囲で添加するとともに、溶鋼中のSを0.003%以下に規制することを特徴とする介在物を微細化した鋼の溶製方法。
IPC (4件):
C21C 7/04 ,  C21C 7/00 ,  C21C 7/06 ,  C21C 7/064
FI (5件):
C21C 7/04 E ,  C21C 7/00 B ,  C21C 7/00 N ,  C21C 7/06 ,  C21C 7/064
Fターム (11件):
4K013AA07 ,  4K013BA05 ,  4K013BA08 ,  4K013BA11 ,  4K013BA14 ,  4K013CE01 ,  4K013DA03 ,  4K013DA08 ,  4K013DA12 ,  4K013EA18 ,  4K013FA02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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