特許
J-GLOBAL ID:200903062963704292

円管に装着する磁石の迸定と配置法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-054320
公開番号(公開出願番号):特開平7-204655
出願日: 1994年01月14日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】磁石を常磁性体又は強磁性体からなる円管の外周部に装着する磁石の数の決定と配置の方法を算出する公式を提供する。【構成】常磁性体材料の管1に磁石2を平行に対面させて配置するためには、磁石2の磁力線が管1を貫通する磁束密度により磁石2の大きさを管1の内径との関係で選定し、磁石間の距離l2、9は対面する他方の配置した磁石間の管上の中間点P4、7における磁束密度との関係で選定し、配置すべき磁石の数は管1の内径から設定した距離により算出して配置する。また、強磁性材料の管1に磁石2を平行に対面させて配置するためには、磁石2が管1に密着した時の管1内の漏洩磁束密度が一定値以上に保持するよう磁石2を選定し、磁石間の距離l2、9は管1上の磁束密度で選定し配置すべき磁石の数は管1の外径から設定した距離により算出し、配置する。
請求項(抜粋):
常磁性体材料の円管(1)の外周部に、磁石(2)を密着して平行に対面させ配置する場合、図1.図2において、1.1個又は複数の磁石を重ねて1組とした磁石(2)の、管(1)に直角方向の長さをW(3)とし、管(1)に平行方向の長さをl1(8)とする.2.磁石(2)間の距離をl2(9)とし、N個の磁石(2)を配置した両端の距離をl3(10)とする.3.磁石(2)の管(1)に接触する部分の中心点をP1(4)、P2(5)とし、磁石(2)間の距離l2(9)の管上の中間点をP3(6)、P4(7)とする.4.P1(4)側の磁石(2)に対するP2(5)点における磁束密度、P2(5)側の磁石(2)に対するP1(4)点における磁束密度を各々T1とし、P3(6)、P4(7)の各々の点におけるP1(4).P2(5)と同様に測定した磁束密度をT2とする.5.管(1)の内径をL1(11)とする.6.以上の条件でイ.W≧a・L1(aは定数)よりW(3)を設定する.ロ.T1≧b・T(bは定数、Tは磁束密度単位)より、1個又は複数重ねた磁石(2)を設定する.ニ.l3≧c・L1(cは定数)よりl3(10)を設定する.ホ.l3=Nl1+(N-1)l2 の式を得る.設定する.以上のごとく磁石(2)を迸定し配置するよう構成された円管に装着する磁石の迸定と配置法.

前のページに戻る