特許
J-GLOBAL ID:200903062971493322

波長多重光通信用光源

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-044144
公開番号(公開出願番号):特開平10-242940
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構成で波長多重化に適した光を出力する光源を実現する。【解決手段】 光ファイバ増幅器から出力される自然放出光を分岐カプラにより2分岐し、一方には所望の波長の光だけを阻止する少なくとも一つの波長フィルタを配置し、さらに透過された光の位相を制御する位相変調器を配置する。他方には位相変調器のみを配置し、両者の光の位相がちょうど反転する、すなわちπ(180度)だけずれるようにした後に再び合波カプラにより合波する。波長フィルタにより阻止された帯域の光は合波カプラ通過後もそのまま残り、それ以外の光は互いに位相がπだけずれた状態で合波されるので出力されない。互いに異なる光を阻止する波長フィルタを直列に配置することにより、波長多重光通信用の光を得ることができる。所望の波長の光以外の光は出力されないので、漏話や雑音等を低減させる効果もある。
請求項(抜粋):
一定の幅の波長帯域の光を出力する光出力手段と、前記一定の幅の波長帯域の光を第1の分岐光と第2の分岐光に二分岐する光分岐手段と、前記第1の分岐光のうち、特定波長の光を選択的に阻止して特定波長の光が除去された光を出力する少なくとも一つの波長選択阻止手段と、前記波長選択阻止光と前記第2の分岐光の位相が互いに180度ずれるように位相制御して、それぞれ第1の位相被制御光と第2の位相被制御光を出力する位相制御手段と、前記第1の位相被制御光と前記第2の位相被制御光を結合して結合光を出力する光結合手段とを備えていることを特徴とする波長多重光通信用光源。
IPC (2件):
H04J 14/00 ,  H04J 14/02

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