特許
J-GLOBAL ID:200903062972006344

バス制御装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土橋 皓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-292871
公開番号(公開出願番号):特開平6-139188
出願日: 1992年10月30日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 バスサイクルに同期してデータ転送制御が行われるデータ転送用バスに接続されたユニットからのバス使用権の要求があると、要求があったユニットのうちの1つに対しバス使用許可を与え、当該ユニットのデータ転送終了のバスサイクルでバス使用許可の切換えを行うバス転送制御装置及び方法に関し、バスサイクルを短縮化してバスの転送処理を高速化することを目的とする。【構成】 バス使用許可があったユニットについて、データ転送終了のバスサイクル以前のバスサイクルでバス使用許可の切換えを予告する予告信号を送出し、受けた予告信号に基づき、データ転送終了のバスサイクルで、データ転送の終了したユニットのバス使用許可を取り消し、バスの使用権を要求する次のユニットがある場合には当該バスサイクルで次のユニットへのバス使用許可の指示を行うように構成する。
請求項(抜粋):
バスサイクルに同期してデータの転送制御が行われるデータ転送用バスに、情報処理用の複数のユニット(101 〜10n )及びバスの使用権を管理するバスハンドラ(20)が接続して設けられ、当該ユニット(101〜10n )は、バス使用権の要求に対してバスハンドラ(20)からのバス使用許可があった場合にデータの転送を行い、当該バスハンドラ(20)は、バス使用権の要求があったユニット(101 〜10n )のうちの一つに対しバス使用許可を与え当該ユニットのデータ転送終了のバスサイクルでバスの使用許可を切り換えるバス制御装置において、当該ユニット(101 〜10n )に、データ転送終了のバスサイクル以前のバスサイクルで、バス使用許可の切換えを予告する予告信号をバスハンドラ(20)に送出する切換予告部(401 〜40n )を設けるとともに、前記バスハンドラ(20)には、前記予告信号を受けてデータ転送終了のバスサイクルまで保持し、当該バスサイクルで、保持された予告信号を切換指示部(50)に送出する時間調整部(60)と、時間調整された予告信号を受けた場合に、データ転送終了のバスサイクルで、データ転送を終了したユニットのバス使用許可を取り消し、バスの使用権を要求する次のユニットがある場合には、次のユニットへのバス使用許可の指示を行う切換指示部(50)とを有することを特徴とするバス制御装置。

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