特許
J-GLOBAL ID:200903062979666099

粘土鉱物にインターカレートした金属酸化物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 辰雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-160630
公開番号(公開出願番号):特開平10-338516
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 従来法で避けられなかった金属酸化物の粒子表面上の沈着/分散を防ぎ、粘土鉱物の層状構造内に分散させ閉じこめることができる粘土鉱物にインターカレートした金属酸化物の製造方法を提供する。【解決手段】 粘土鉱物にインターカレートした金属酸化物の製造方法であって、以下の工程(a)層状構造を有する粘土鉱物を水で膨潤および希釈してゾルを形成する工程、(b)有機金属化合物を有機酸を含む水溶液に添加して金属化合物含有ゾルを形成する工程、(c)前記膨潤させた粘土鉱物のゾルを前記金属化合物含有ゾルに添加、撹拌して、前記膨潤させた粘土鉱物の層間に前記金属化合物をインターカレートする工程、および(d)このように金属化合物が層間にインターカレートされた粘土鉱物を洗浄、脱水、乾燥及び焼成する工程からなることを特徴とする前記方法。
請求項(抜粋):
粘土鉱物にインターカレートした金属酸化物の製造方法であって、以下の工程(a)層状構造を有する粘土鉱物を水で膨潤および希釈してゾルを形成する工程、(b)有機金属化合物を有機酸を含む水溶液に添加して金属化合物含有ゾルを形成する工程、(c)前記膨潤させた粘土鉱物のゾルを前記金属化合物含有ゾルに添加、撹拌して、前記膨潤させた粘土鉱物の層間に前記金属化合物をインターカレートする工程、および(d)このように金属化合物が層間にインターカレートされた粘土鉱物を洗浄、脱水、乾燥及び焼成する工程からなることを特徴とする前記方法。

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