特許

J-GLOBAL ID：200903062984690445

穴掘建柱車の安全装置

発明者： 山口 信之 ,  城戸 博之
出願人/特許権者： 株式会社アイチコーポレーション
代理人 (1件)： 大西 正悟
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-155412
公開番号（公開出願番号）：特開平8-326459
出願日： 1995年05月30日
公開日（公表日）： 1996年12月10日
要約：

【要約】【目的】 簡単な構成でアースオーガ装置が吊下げられた状態においても、ブーム作動規制手段による規制を行わせるようにした穴掘建柱車の安全装置を得る。【構成】 対象物の吊上げ作業を行うことができるブーム13に、アースオーガ装置16を吊下げ・引き上げ格納自在に取り付け、フック14bの吊上げ荷重を用いて車体11に作用する転倒モーメントを転倒モーメント算出手段によって算出し、算出された転倒モーメントが、所定の許容モーメントを超えたときに、転倒モーメントが増加する方向へのブーム13の作動を規制するブーム作動規制手段を有している。そして、吊下げ状態検出手段によりアースオーガ装置16が吊下げ状態にあることが検出されたときは、重量加算手段により転倒モーメントの算出時に、少なくともアースオーガ装置16相当の重量を吊上げ荷重に加算させる。

請求項（抜粋）：

車体に少なくとも起伏作動が自在に取り付けられ、対象物の吊上げ作業を行うブームと、このブームに対して吊下げ・引き上げ格納自在に取り付けられ、前記ブームから吊下げられた状態で地面の掘削作業を行うアースオーガ装置と、前記ブームの起伏角等のブーム状態および前記対象物の吊上げ荷重に基づいて前記車体に作用する転倒モーメントの算出を行う転倒モーメント算出手段と、この転倒モーメント算出手段によって算出された転倒モーメントが、所定の許容モーメントを超えたときに、前記転倒モーメントが増加する方向への前記ブームの作動を規制するブーム作動規制手段とからなる穴掘建柱車の安全装置であって、前記アースオーガ装置が吊下げ状態にあることを検出する吊下げ状態検出手段と、前記吊下げ状態検出手段からの信号により、前記アースオーガ手段が吊下げ状態では、前記転倒モーメント算出手段での転倒モーメントの算出時に少なくとも前記アースオーガ装置相当の重量を前記吊上げ荷重に加算する重量加算手段とからなることを特徴とする穴掘建柱車の安全装置。