特許
J-GLOBAL ID:200903062987456656

図形のゆがみ補正方法と重心算定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-165820
公開番号(公開出願番号):特開平7-021389
出願日: 1993年07月06日
公開日(公表日): 1995年01月24日
要約:
【要約】【目的】 矩形部分を含む図形データからゆがみ補正により原画形状に忠実な矩形図形を得る。【構成】 矩形のベクトルデータから重心を得(S1)、重心と傾き(S2)から相対座標に座標変換し(S3)、各ベクトルデータのうち相対座標系における各象限毎に頂点を求め(S4)、重心から各頂点までの平均距離を求め(S5)、各頂点のうち重心からの平均距離と重心からの距離が最も近い点を基準点として求めると共に重心からの距離が平均距離になるように基準点の座標を補正し(S6)、基準点と同じ象限になる頂点を除く残りの各頂点のXY座標の絶対値を基準点のXY座標に補正し(S7)、重心と補正した各頂点及び基準点を結ぶ線で分離される領域別に矩形を構成する各ベクトルデータ群のXY座標を該頂点又は基準点のXY座標に従って補正する(S8)。
請求項(抜粋):
原画から読取った画素データから多数のベクトルデータを得、この各ベクトルデータから認識した図形のうち矩形を含む図形のゆがみ補正を行うにおいて、前記矩形の重心を求め、前記矩形を構成する図形の各ベクトルデータを前記重心を原点とするX,Y相対座標系に座標変換し、前記矩形の各ベクトルデータのうち相対座標系における各象限毎にその象限の範囲で前記重心からの距離が最も長い値を持つデータを頂点として求め、前記重心から各頂点までの平均距離を求め、各頂点のうち重心からの平均距離と重心からの距離が最も近い点を基準点として求め、この基準点と重心間の直線の傾きを変更することなく重心からの距離が平均距離になるように基準点の座標を補正し、前記基準点と同じ象限になる頂点を除く残りの各頂点のXY座標の絶対値を基準点のXY座標に補正し、前記重心と前記補正した各頂点及び基準点を結ぶ線で分離される領域別に前記矩形を構成する各ベクトルデータ群のXY座標を該頂点又は基準点のXY座標に従って補正し、この補正した各データの相対座標を絶対座標系に逆変換することを特徴とする図形のゆがみ補正方法。

前のページに戻る