特許
J-GLOBAL ID:200903062989401913

オレフイン重合および共重合法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-017667
公開番号(公開出願番号):特開平5-105722
出願日: 1992年02月03日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】増大された剛性および拡大された分子量分布を有するプロピレンのホモポリマーまたはプロピレンと20モル%までのエチレンとのコポリマーを製造する。【構成】触媒系がマグネシウム含有化合物上に担持されたチタン含有成分の固体状炭化水素不溶性複合物からなる担持された触媒およびII族またはIII族の金属アルキルからなる助触媒を含有するものであり、シラン化合物R1(R2)xSi(OR4)y(OR5)zの存在下に、プロピレンを重合し、またはプロピレンと約20モル%までのエチレンとの混合物を共重合し、そして最後の2段階は(a)一方の段階において、約350,000〜約4,000,000の範囲の比較的高い重量平均分子量を有し、(b)他方の段階において、約50,000〜約340,000の範囲の比較的低い重量平均分子量を有し、生成したプロピレンの最終ホモポリマーまたはコポリマーの重量平均分子量は約150,000〜約1,500,000の範囲であり、分子量分布はMw/Mnが少なくとも60であるようなもの。
請求項(抜粋):
増大された剛性および拡大された分子量分布を有するプロピレンのホモポリマーまたはプロピレンと20モル%までのエチレンとのコポリマーを製造するにあたり、高い活性度の触媒系およびシランの存在下でプロピレンを重合し、またはプロピレンと約20モル%までのエチレンとの混合物を共重合し、そして最後の2段階は下記工程:(a) 一方の段階において、約350,000〜約4,000,000の範囲の比較的高い重量平均分子量を有し、そして生成したプロピレンの最終ホモポリマーまたはコポリマーの総量の少なくとも約5重量%を含有するプロピレンのポリマーまたはコポリマーを製造すること、および(b) 他方の段階において、工程(a)の後に、またはその前に、約50,000〜約340,000の範囲の比較的低い重量平均分子量を有し、そして生成したプロピレンの最終ホモポリマーまたはコポリマーの総量の少なくとも約10重量%を含有するプロピレンのポリマーまたはコポリマーを製造することからなり、ここで生成したプロピレンの最終ホモポリマーまたはコポリマーの重量平均分子量は約150,000〜約1,500,000の範囲であり、そして生成したプロピレンの最終ホモポリマーまたはコポリマーの分子量分布はMw/Mnが少なくとも6.0であるようなものであり;工程(a)および(b)で生成した生成物は生成したプロピレンの最終ホモポリマーまたはコポリマーの総量の少なくとも約50重量%を含有し;前記のシランはR1(R2)xSi(OR4)y(OR5)z〔式中、R1およびR2は同じかまたは異なって、それぞれイソプロピル、イソブチル、sec-ブチル、t-ブチル、イソペンチル、t-ペンチル、ネオペンチル、フェニル、トリル、ナフチルまたはシクロC(R3)2n-1(式中、シクロCはケイ素原子に結合されたシクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシル脂環式環であり、R3は水素または1〜5個の炭素原子を有するアルキル基でありかつ脂環式環の置換基であり、そして脂環式環がシクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである場合nはそれぞれ4、5または6である)であり、R4およびR5は同じかまたは異なって、それぞれメチル、イソプロピル、sec-またはt-ブチルであり、yは1、2または3であり、zは0または1であり、y+zは2または3であり、そしてxは3-(y+z)である〕であり;分子量調節剤が工程(a)および工程(b)のうち少なくとも1つの段階で、このような段階についてのそれぞれの分子量における重量平均分子量を有するプロピレンのポリマーまたはコポリマーが生成するのに十分な量使用され;そして前記の触媒系がマグネシウム含有化合物上に担持されたチタン含有成分の固体状炭化水素不溶性複合物からなる担持された触媒およびII族またはIII族の金属アルキルからなる助触媒を含有するものである、上記のホモポリマーまたはコポリマーの製造法。
IPC (2件):
C08F 10/06 MSU ,  C08F 4/654 MFG
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-172507

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