特許
J-GLOBAL ID:200903062990684384

燃料集合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-299862
公開番号(公開出願番号):特開平10-115690
出願日: 1992年09月18日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】沸騰水型原子炉用燃料集合体において、最高ウラン濃縮度に5.0wt%という制約が課せられた場合に、ガドリニア入り燃料棒に問題を生じることなく平均ウラン濃縮度を高め、取出平均燃焼度を45GWd/tよりも高くする。【解決手段】燃料棒20〜23の平均ウラン濃縮度は4wt%以上とし、Gd棒23の全燃料棒に対する本数割合は20%〜30%とし、その濃縮度はペレット最高ウラン濃縮度とペレット最低ウラン濃縮度の間であって、かつ最高ウラン濃縮度の0.84〜0.96とする。上下端部のブランケット領域を除いた濃縮度燃料部の燃料集合体横断面平均ウラン濃縮度は4.5wt%以上又は4.3wt%以上にするか、当該燃料部の燃料集合体横断面平均ウラン濃縮度と上記燃料ペレットの最高ウラン濃縮度の比を1.11以下又は1.16以下にする。
請求項(抜粋):
燃料ペレットが充填され正方格子状に配列された多数の燃料棒と、少なくとも1本の中性子減速棒とを有し、前記多数の燃料棒に充填されている燃料ペレットの最高ウラン濃縮度が5wt%以下であり、かつ前記多数の燃料棒は可燃性吸収材を含まない複数の第1の燃料棒と、可燃性吸収材を含む複数の第2の燃料棒とを有している燃料集合体において、(a)前記正方格子状に配列された全ての燃料棒の燃料集合体当りの平均ウラン濃縮度は4wt%以上であり;(b)前記全ての燃料棒に対する第2の燃料棒の本数割合は20%〜30%であり、かつ前記第2の燃料棒に充填されている燃料ペレットのウラン濃縮度は前記全ての燃料棒における燃料ペレットの最高ウラン濃縮度と最低ウラン濃縮度の間であって、かつ前記最高ウラン濃縮度の0.84〜0.96であり;(c)前記正方格子状に配列された燃料棒は、上下端部にその他の領域より燃料集合体の一横断面での平均ウラン濃縮度が低い領域を有し、この上下端部を除いた領域における燃料集合体の一横断面での平均ウラン濃縮度が4.5wt%以上であることを特徴とする燃料集合体。
IPC (3件):
G21C 3/328 GDB ,  G21C 3/328 ,  G21C 3/326 GDB
FI (5件):
G21C 3/30 GDB T ,  G21C 3/30 X ,  G21C 3/30 D ,  G21C 3/30 W ,  G21C 3/32 GDB E

前のページに戻る