特許
J-GLOBAL ID:200903062998830100
機械パルプの製造方法
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-215353
公開番号(公開出願番号):特開2003-027385
出願日: 2001年07月16日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】 ルンケル比4.0以上の厚い繊維壁厚を有し、容積重450kg/m3以上の広葉樹を含む木材から嵩高、高白色度かつ高比散乱係数をもつ機械パルプを低エネルギーで製造する。【解決手段】 容積重450kg/m3以上、ルンケル比4.0以上の木材チップをまずキレート剤を含む薬液に含浸させ、更にアルカリ過酸化物を含む薬液を多段回含浸させる操作を繰り返して充分薬液を木材チップ中に浸透させる。次いで一度リファイニングした後でそのまま保持し残留薬品の反応を進行させ、洗浄、濃縮を行った後に再度リファイニングを行う。
請求項(抜粋):
広葉樹を含む木材から嵩高かつ強度、光学特性に優れた機械パルプを低エネルギーで製造する方法において、(a)広葉樹を含む木材チップを圧縮し、圧縮した状態で又は圧解放後にキレート剤を含浸させる工程:(b)前記キレート剤を含浸させた広葉樹を含む木材チップを5分以上、温度10°C〜80°Cで保持する工程:(c)前記保持させた広葉樹を含む木材チップを更に圧縮し、圧縮した状態で又は圧解放後にアルカリ性薬液を含浸させる工程:(d)前記含浸後のチップを約10分〜1時間、温度10°C〜80°Cで保持する工程:(e)前記の保持させたチップに更にアルカリ過酸化物を含浸させて、加圧もしくは大気圧リファイニング装置に通してチップを解繊し、木材パルプを製造する工程:及び(f)前記の製造された木材パルプを温度50°C以上で5分間以上保持する工程:を含むことを特徴とする、前記機械パルプの製造方法。
Fターム (12件):
4L055AA03
, 4L055AB01
, 4L055AB04
, 4L055AB12
, 4L055AB17
, 4L055AC01
, 4L055BA10
, 4L055EA18
, 4L055EA20
, 4L055EA25
, 4L055EA32
, 4L055FA16
前のページに戻る