特許
J-GLOBAL ID:200903063000243946

小型モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小塩 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-361203
公開番号(公開出願番号):特開平11-196552
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 ウインドガラスやサンルーフリッドなどの負荷が停止して出力軸が回転を拘束された際にホイールギヤがウオームにクリープしないようにすることにより、ホイールギヤが変形したり、破損したりすることのない信頼性のある小型モータを提供する。【解決手段】 ケース2、3に回転可能に支持され、アーマチュアコア23、コンミュテータ24、アーマチュアコイル25が取付けられたパイプ部材20と、パイプ部材20の内側に配置されて回転方向に弾性的に捩じれ可能な第1のシャフト21と、第1、第2の軸受11、12によって回転可能に支持されて第1のシャフト21に結合され、ホイールギヤ15に噛み合うウオーム22dが形成された第2のシャフトを備えている小型モータ1。
請求項(抜粋):
ケースと、円筒形に形成され、上記ケースに回転可能に支持されたパイプ部材と、上記パイプ部材上に固定されたアーマチュアコアと、上記パイプ部材上に固定されたコンミュテータと、上記アーマチュアコアに巻回されているとともに、上記コンミュテータに電気的に接続されたアーマチュアコイルと、上記コンミュテータに電気的に接続可能にして該コンミュテータの外側に配置されたブラシと、上記アーマチュアコアの外側に配置されて、上記ケースの内側に取付けられたマグネットと、上記パイプ部材の内側に配置されていて、一端側が該パイプ部材の一端部に結合され、他端側が該パイプ部材の他端部に非接触で配置され、回転方向に弾性的に捩じれ可能な第1のシャフトと、ウオームが形成され、上記第1のシャフトの回転方向に結合され、且つ、軸方向に該第1のシャフトに対して移動可能に配置された第2のシャフトと、上記第2のシャフトの端部にそれぞれ配置された第1、第2のスラスト受部材と、上記第2のシャフトの軸方向に対して回動可能に配置され、上記第2のシャフトを回転可能に支持する第1、第2の軸受と、上記第2のシャフトのウオームに噛合されたホイールギヤと、上記ホイールギヤに収容された弾性部材と、上記弾性部材に結合されるとともに負荷に結合される出力軸を備えていることを特徴とする小型モータ。

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