特許
J-GLOBAL ID:200903063002387899

計算機のデータ通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西野 卓嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-161781
公開番号(公開出願番号):特開平5-012231
出願日: 1991年07月02日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】 プロセッサアレー外にデータを通信できる計算機のデータ通信システムに於て、通信データが保持する行き先プロセッサ番号のデータ長を増加させずにシステムのプロセッサ台数を大幅に増加させることを目的とする。【構成】 本発明のデータ通信システムは、プロセッサPEのアレー単位の外部行きデータが保持する行き先プロセッサ番号のうちの列番号フィールドの値にかかわらず、あらかじめ定められた特定の列に向けて通信データの通信制御が行われる。従って、このアレー単位の外部行きデータには、行き先プロセッサの行番号のみを指定してやれば正しく外部行きデータの通信制御が行える。
請求項(抜粋):
すくなくとも東西南北4系統の通信ポートを備える複数のプロセッサを行列配置し、該各プロセッサが、行列配置に於ける行を識別する行番号、及び列を識別する列番号からなるプロセッサ番号によって識別されるプロセッサアレーをなし、該アレーの行方向の各プロセッサをその東西2系統の通信ポートを用いて結合する東西通信線、並びに該アレーの列方向の各プロセッサをその南北2系統の通信ポートを用いて結合する南北通信線を備え、これら通信線を介してプロセッサアレー中のいずれのプロセッサ間でもデータ通信を可能とした計算機のデータ通信システムにおいて、上記通信線によって通信されるデータは、行き先のプロセッサ番号、及び該データがプロセッサアレイの外部に出力されるべきか否かを示す外部フラグを保持してなり、プロセッサに到着、あるいは該プロセッサで生成された通信データに含まれる外部フラグが通信データがプロセッサアレイの外部行きでないことを示している時には、該通信データが含む行き先の行番号及び列番号のプロセッサに向けて該データを送信するために上記通信ポートのいずれかを選択的に用いて該データを出力し、一方、プロセッサに到着、あるいは該プロセッサで生成された通信データに含まれる外部フラグが、通信データがプロセッサアレイの外部行きでないことを示している時には、該データが含む行き先の行番号、及び該データと別にあらかじめ定められた特定の列番号のプロセッサに向けて該データを送信するために上記通信ポートのいずれかを選択的に用いて該データを出力することを特長とした計算機のデータ通信システム。
IPC (2件):
G06F 15/16 390 ,  G06F 15/82

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