特許
J-GLOBAL ID:200903063003764580

車両用駆動装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-197460
公開番号(公開出願番号):特開平9-046820
出願日: 1995年08月02日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 エンジンとモータジェネレータとを備える車両用駆動装置において、バッテリの充電状態に応じた的確な車両の推進を行うことができる制御装置を提供する。【解決手段】 バッテリが通常状態又は低充電状態の時には、プラネタリギヤのリングギヤ21,サンギヤ22,キャリア23がそれぞれ回転するパワースプリットモードにして、エンジン1の出力トルクの反力トルクをモータジェネレータ5が出力し、エンジン1とモータジェネレータ5の合成トルクによって、車両を推進させる。この場合、モータジェネレータ5の発電により、サンギヤ22のエネルギーを電力としてバッテリに蓄えることができる。また、バッテリが満充電状態の時には、リングギヤ21とサンギヤ22を連結させて、直結クラッチCd25をONにして、一体回転するパラレルハイブリッドモードにして、エンジン1とモータジェネレータ5の出力トルクによって車両を推進させる。
請求項(抜粋):
エンジンと、該エンジンに連結可能な少なくとも3つの回転要素からなるプラネタリギヤと前記回転要素を選択的に連結・解放する係合手段とを有するパワートランスミッションと、該パワートランスミッションと連結可能なモータと発電機として作動するモータジェネレータと、該モータジェネレータの発電による電力を蓄え、駆動のための電力を供給するバッテリと、該バッテリの残量を検出する残量検出手段と、該残量検出手段からの出力信号により、前記エンジンとモータジェネレータと係合手段とを制御する制御手段を備え、前記プラネタリギヤは第1の回転要素を前記エンジンの出力軸に連結し、前記第1の回転要素の反力関係となる第2の回転要素を前記モータジェネレータに連結し、第3の回転要素を車輪に動力を伝達する出力部材に連結してなる車両用駆動装置において、前記制御手段は、車両の走行に際して、前記バッテリの残量検出手段からの出力信号によりバッテリが通常状態または低充電状態である時に、前記係合手段が、前記第1、第2及び第3の回転要素がそれぞれ回転し得るようにし、前記モータジェネレータが、前記エンジンの出力トルクの反力トルクを出力するパワースプリットモードと、前記バッテリの残量検出手段からの出力信号によりバッテリが満充電状態である時に、前記係合手段が、前記第1及び第2の回転要素が一体回転するようにし、前記モータジェネレータが、前記エンジンの出力トルクにトルクを加えるパラレルハイブリッドモードに切り換えるモード切換手段を備えることを特徴とする車両用駆動装置の制御装置。
IPC (12件):
B60L 11/14 ,  B60K 6/00 ,  B60K 8/00 ,  B60K 17/04 ,  B60K 41/04 ,  F02D 29/06 ,  F16H 3/72 ,  F16H 61/00 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:38 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:50
FI (7件):
B60L 11/14 ,  B60K 17/04 G ,  B60K 41/04 ,  F02D 29/06 D ,  F16H 3/72 A ,  F16H 61/00 ,  B60K 9/00 Z
引用特許:
出願人引用 (7件)
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