特許
J-GLOBAL ID:200903063006021171

ターボファンエンジンの可変バイパスノズル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-164868
公開番号(公開出願番号):特開2001-342897
出願日: 2000年06月01日
公開日(公表日): 2001年12月14日
要約:
【要約】【課題】 アクチュエータを用いることなく、フラップを安定して作動させ、運転状況に応じたノズル開度を得る。【解決手段】 カウル6の最後端部位置に、周方向に複数分割構造としたフラップ10の前端部を、ピン18により径方向へ回動自在に取り付ける。フラップ10の前端にアーム19を張り出させ、アーム19をカウル6の内壁板6aと外壁板6bとの間のスペースに位置させる。アーム19の張り出し領域に対応させて、内壁板6aの外周面部に可撓チューブ21を組み付ける。可撓チューブ21の膨張力をアーム19を介しフラップ10に伝えてバイパスノズル7aを閉じる。可撓チューブ21を収縮させ、圧縮スプリング26の反発力をアームからフラップ10に伝えてバイパスノズル7aを開く。
請求項(抜粋):
コアエンジンを取り囲むインナーカウルと該インナーカウルの周りに配したカウルとの間にバイパス流路を形成し、上記カウル内に取り入れた空気をバイパス流路の出口部となるバイパスノズルから噴射させて推力を得るようにしてあるターボファンエンジンにおける上記カウルのバイパスノズル形成部となる最後端部位置に、周方向に複数分割構造としたフラップの前端部を径方向へ回動変位可能に取り付け、該各フラップの前端から前方へ張り出させたアームを、上記カウルの内壁板と外壁板との間のスペースに配置し、且つ該アームの張り出し領域に対応させてカウルの内壁板の外周面部に、膨張により上記アームを外方へ押してフラップを径方向内方へ回動変位させるようにするための可撓チューブを組み付け、更に、上記アームの前端部に、該アームの前端側を内方へ移動させてフラップを径方向外方へ回動変位させるよう付勢するためのスプリングを取り付けた構成を有することを特徴とするターボファンエンジンの可変バイパスノズル装置。
IPC (2件):
F02K 3/075 ,  F02K 3/06
FI (2件):
F02K 3/075 ,  F02K 3/06

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