特許
J-GLOBAL ID:200903063023748298

ポリアミド樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-274417
公開番号(公開出願番号):特開平7-126380
出願日: 1993年11月02日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【構成】ヘキサメチレンテレフタルアミド単位とヘキサメチレンイソフタルアミド単位、ヘキサメチレンアジパミド単位およびカプロアミド単位から選ばれたいずれかの単位とからなるポリアミドを製造するに際し、相対粘度(ηr)が1.04〜2.5を満足する一次縮合物を重合し、次いでリン酸系化合物の溶液を用いて溶融高重合度化することを特徴とするポリアミド樹脂の製造方法。【効果】低粘度範囲の一次縮合物を重合して取出し、次いで溶融高重合度化することによって、高剛性で耐熱性の良いテレフタル酸成分を有するポリアミド樹脂を効率よく安定して製造することができる。
請求項(抜粋):
(1)反復単位(I)下記構造単位で表わされるヘキサメチレンテレフタルアミド単位、【化1】および下記反復単位(II)〜(IV)から選ばれるいずれかの単位、(II)下記構造単位で表わされるヘキサメチレンイソフタルアミド単位、【化2】(III )下記構造単位で表わされるヘキサメチレンアジパミド単位、【化3】(IV)下記構造単位で表わされるカプロアミド単位、【化4】からなり、共重合比率が重量比で(I )/(II)=55/45〜80/20または(I )/(III )=20/80〜60/40または(I )/(IV)=55/45〜90/10の範囲にある結晶性コポリアミドを製造するにあたって、150〜350°Cの条件下で、1%硫酸溶液の25°Cにおける相対粘度(ηr)が1.04〜2.5の一次縮合物を重合し、次いでリン酸系化合物の溶液を、リン酸系化合物固形分で、0.005〜1重量部となるように添加して該一次縮合物を溶融高重合度化することを特徴とするポリアミド樹脂の製造方法。

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