特許
J-GLOBAL ID:200903063025495966

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綾田 正道 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-301956
公開番号(公開出願番号):特開2003-106113
出願日: 2001年09月28日
公開日(公表日): 2003年04月09日
要約:
【要約】【課題】 遠心力を利用してベーン先端とハウジング内周との間の漏れ出しを防止することはできるが、仕切壁とロータの間の漏れ出しを防止することは出来なかった。【解決手段】 ベーン9a〜9dの先端に配置された第1シール部材18aは、供給される流体よりも比重が大きく、仕切壁21a〜21dの内側端に配置された第2シール部材18bは、供給される流体よりも比重が小さくなるようにしている。従って、バルブタイミング制御装置が回転すると遠心力で第1シール部材18aは外側に向かって移動し、第2シール部材18bは、内側に向かって移動するため、ベーン9a〜9dとハウジング内周との間及び仕切壁21a〜21dとロータ9eとの間の漏れ出しを防止することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から回転を伝達される回転伝達部材と、内燃機関の吸気弁および/又は排気弁を駆動するためのカムシャフトと、前記回転伝達部材もしくは前記カムシャフトの一方に一体化され、ロータから外側に突出する少なくとも1つのベーンを有するベーンロータと、前記回転伝達部材もしくは前記カムシャフトの他方に一体化され、前記ベーンロータを内部に収容すると共に、内側に突出する仕切璧を有するハウジング部材と、前記ベーンと前記仕切壁との間に少なくとも1対形成される進角室及び遅角室と、前記ベーンの先端に形成された第1シール溝及び前記仕切壁の内側端に設けられた第2シール溝と、前記第1シール溝と第2シール溝内に夫々配置された第1シール部材及び第2シール部材と、前記進角室と遅角室とに選択的に流体を供給又は排出する流体給排手段と、を備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記第1シール部材は、供給される流体よりも比重が大きく、前記第2シール部材は、供給される流体よりも比重が小さいことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Fターム (17件):
3G018AB02 ,  3G018BA01 ,  3G018BA29 ,  3G018BA33 ,  3G018CA20 ,  3G018DA72 ,  3G018DA73 ,  3G018DA74 ,  3G018DA76 ,  3G018DA77 ,  3G018DA81 ,  3G018DA83 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA02 ,  3G018GA23 ,  3G018GA25

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