特許
J-GLOBAL ID:200903063027251932

信号解析システム、及びこのシステムで使用される信号記録装置及び信号解析装置、及び位相誤差補正制御プログラムを記憶した記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-285482
公開番号(公開出願番号):特開2002-094467
出願日: 2000年09月20日
公開日(公表日): 2002年03月29日
要約:
【要約】【課題】受信信号に生じるチャンネル間の位相誤差を補正する。【解決手段】信号記録装置100において、誤差測定時に、基準信号発生部120から発生される基準信号を記録処理部140により磁気テープ10中にどの信号記録装置100かを識別するための識別子を付与して記録する。また、信号解析装置200において、誤差測定時に、磁気テープ10から再生されるnチャンネル分の基準信号に対し、チャンネル間位相補正部230にて各チャンネル間で位相比較を行なって位相誤差に対応する位相補正係数が求め、この位相補正係数を識別子に対応付けて位相補正テーブルに記憶する。以後、通常の動作時に、信号解析装置200において、受信信号から識別子を抽出し、この識別子に対応する位相補正係数を位相補正テーブルから読み出し、それぞれ読み出した位相補正係数で、受信信号の位相を偏移させる。
請求項(抜粋):
複数チャンネルの電波を受信し、これら複数チャンネルの受信信号を、一対のリール間を走行する磁気テープに回転式ヘッドを用いて記録する複数の信号記録装置と、前記磁気テープから回転式ヘッドを用いて複数チャンネルの受信信号を再生し解析処理を行なう信号解析装置とを具備し、前記複数の信号記録装置は、誤差測定時に、前記複数チャンネルの受信信号と共通の基準信号を取得する基準信号取得手段と、磁気テープへの記録時に、複数チャンネルの受信信号に対し各チャンネル毎に自装置を識別するための識別子を付与し、誤差測定時に、前記複数チャンネルの受信信号に代えて前記基準信号取得手段で取得された基準信号を前記磁気テープ中の複数チャンネルそれぞれの記録エリアに自装置を識別するための識別子を付与して記録する記録手段とを備え、前記信号解析装置は、誤差測定時に、前記磁気テープから再生される複数チャンネル分の基準信号に対し、各チャンネル間で位相比較を行ない、位相誤差に対応する位相補正係数を求める位相補正係数演算手段と、この位相補正係数演算手段により求められた位相補正係数を識別子に対応付けて記憶する記憶手段と、前記磁気テープから再生される受信信号に付与される識別子を抽出し、この抽出した識別子に対応する位相補正係数を前記記憶手段から読み出し、この読み出した位相補正係数で該当する受信信号を移相することで、記録再生時に受信信号に与えられるチャンネル間の位相誤差を補正する位相誤差補正手段とを備えることを特徴とする信号解析システム。
IPC (2件):
H04B 17/00 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04B 17/00 C ,  H04L 7/00 Z
Fターム (15件):
5K042AA06 ,  5K042CA02 ,  5K042CA23 ,  5K042EA15 ,  5K042FA11 ,  5K042JA05 ,  5K047AA08 ,  5K047BB04 ,  5K047CC12 ,  5K047GG44 ,  5K047HH12 ,  5K047HH55 ,  5K047MM24 ,  5K047MM59 ,  5K047MM63

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