特許
J-GLOBAL ID:200903063030114164

無線通信方法及び無線通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-245807
公開番号(公開出願番号):特開2000-078150
出願日: 1998年08月31日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】 親局と子局の間で半二重方式によるデータ送受信を行う際、データパケットが衝突した場合でも適切に再送でき、安定したデータ送受信を簡易な制御で行うことができる無線通信方法及び無線通信システムを提供する。【解決手段】 無線通信システムの親局に送信要求があると、子局に送信すべきデータパケットを生成し(ステップS1)、現在親局がデータ受信中でないことを確認し(ステップS2)、そのデータパケットを子局に送信する(ステップS3)。これに対する応答パケットが受信されないと(ステップS4;NO)、再送待機時間の経過を待って(ステップS5)、送信済みのデータパケットを再送し(ステップS6)、以降はステップS4乃至ステップS6の処理を繰り返す。この再送待機時間は、子局側の再送待機時間に比べて無線による遅延時間の2倍とデータパケットの時間幅を加えただけ長く設定されるので、子局のデータパケットの再送処理が優先して行われることになり、データ衝突時でも安定にデータ送受信を行うことができる。
請求項(抜粋):
親局と一又は複数の子局が無線接続され、該親局と該子局はそれぞれデータをパケット化して半二重方式によるデータ送受信を行う無線通信システムにおける無線通信方法であって、前記親局及び前記子局は、送信したデータパケットに対する応答パケットが受信されない場合は、該データパケットの送信後、所定の再送待機時間が経過した時点で、該データパケットを再送すると共に、前記親局と前記子局の一方の前記再送待機時間Tb1は、他方の前記再送待機時間Tb2、送信された前記データパケットが受信されるまでの遅延時間Td、及び該データパケットの時間幅Tpに対し、Tb1>Tb2+2Td+Tpの関係を満たすよう設定されることを特徴とする無線通信方法。
IPC (4件):
H04L 12/28 ,  H04Q 7/38 ,  H04M 1/00 ,  H04M 11/00 302
FI (5件):
H04L 11/00 310 B ,  H04M 1/00 N ,  H04M 11/00 302 ,  H04B 7/26 109 D ,  H04B 7/26 109 M

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