特許
J-GLOBAL ID:200903063031821239

認証方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-348296
公開番号(公開出願番号):特開平6-204945
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 発呼時と通信中チャネル切替のように第1と、第2の通信処理モードを有するシステムにおいて、第2の通信処理モードにおける加入者認証処理に要する時間を短縮する。【構成】 加入者端末に代表される通信装置10と交換機に代表される通信処理装置20は、第1の通信処理モードでは従来とほぼ同一の方法で通信装置の認証を行うが、その際に通信処理装置20は記憶装置30から要求して受けた通信装置10の秘密にもつ認証鍵Kaを、通信処理装置20がもつ鍵Kbで暗号化し、この暗号化信号Kb(Ka)を認証要求と共に通信装置10へ送り、通信装置10はKb(Ka)を記憶しておく。第2の通信処理モードでは通信装置10はサービス要求の際に、Kb(Ka)も含めて通信処理装置20へ送る。通信処理装置20はKbでKb(Ka)を復号し、そのKaを利用し、記憶装置30にKaの要求をする必要をなくした。
請求項(抜粋):
認証鍵Kaを有する通信装置と、その通信装置とは係わりない独自の認証鍵Kbを有し、かつ前記通信装置と接続され、通信処理を行う通信処理装置と、前記通信装置を認証するための認証鍵Kaを記憶し前記通信処理装置からの要求に応じて前記認証鍵Kaを前記通信処理装置に与える記憶装置とにより構成され、前記通信処理には2つの処理モードを含み、第一の処理モードでは、前記通信処理装置は前記通信装置から第一の処理モードであることを指示する第一のサービス要求信号を受信した時に、その通信装置の認証鍵Kaを前記記憶装置に要求してそれを受信する工程と、乱数を発生する工程と、その通信処理装置の有する認証鍵Kbにより前記記憶装置から得た認証鍵Kaを暗号化した信号と前記乱数とを前記通信装置に送信する工程と、前記通信装置により認証鍵Kaを用いて前記乱数を暗号化することにより生成された認証応答信号を受信する工程と、その認証応答信号を認証鍵Kaを用いて復号する工程と、この復号した信号と前記乱数とが一致した時に前記通信装置との間でサービスを開始する工程を含み、また前記通信装置は前記認証鍵Kbにより認証鍵Kaを暗号化した信号を受信記憶する工程を含み、第二の処理モードでは、前記通信処理装置は第二の処理モードであることを指示し、かつ前記通信装置が記憶している前記認証鍵Kbにより認証鍵Kaを暗号化した信号を含む第二のサービス要求信号を前記通信装置から受信した時に、前記認証鍵Kbを用いて前記暗号化信号を復号する工程と、乱数を発生する工程と、その乱数を前記通信装置に送信する工程と、前記通信装置により認証鍵Kaを用いて前記乱数を暗号化することにより生成された認証応答信号を受信する工程と、前記認証鍵Kbを用いて復号した認証鍵Kaにより前記認証応答信号を復号する工程と、この復号した信号と前記乱数とが一致した時に前記通信装置との間でサービスを開始する工程を含むことを特徴とする認証方法。
IPC (5件):
H04B 7/26 109 ,  G06F 13/00 351 ,  G09C 1/00 ,  H04L 1/02 ,  H04M 1/26

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