特許
J-GLOBAL ID:200903063034926309

付加的な流れ制御部を備えた、流れ感受式および加速感受式緩衝装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-532991
公開番号(公開出願番号):特表2000-510226
出願日: 1998年02月02日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】加速感受式緩衝装置が、管状のハウジングと、ハウジング内にあるピストン組立体とを具備し、このピストン組立体はハウジングを上方の室と下方の室とに分割する。ピストン組立体は乗物の車輪に連結され、ハウジングは乗物のシャシに連結される。加速感受式緩衝装置の延伸時もしくは圧縮時に流体が、制限された流量で上方および下方の室間を通過できる。車輪の下方向の加速時に、第一のポートは、下方の室から上方の室まで流体流れを供給する。室間の流れを増大せしめるために、乗物の車輪の下方向の加速時に、ピストン組立体の移動可能な慣性式部材は第一のポートを開放せしめる。加速度が低下した後に流体が流れるときに、慣性式部材の下方にあるくぼみ部は、慣性式部材をポートの開放位置で保持するのに十分な圧力を慣性式部材に適用する。車輪の加速度か低下もしくは停止するときに、流体用転向羽根は、慣性式部材をポートの閉鎖位置で維持するのに十分な流体圧力を慣性式部材に適用する。さらに、くぼみ部からのポートと、くぼみ部内の流体圧力を解放する圧力解放弁とを有する圧力解放システムが存在していて、慣性式部材がポートの開放位置に向かって移動するときの機械的ノイズを最小化する。
請求項(抜粋):
加速感受式緩衝装置が、 乗物の一つの部分に連結される管状のハウジングと、 該ハウジング内にピストン組立体とを具備し、ピストン組立体は、ハウジングを上方の室と下方の室とに分割するピストンと、乗物の他の部分に連結されるためのピストンロッドとを具備しており、前記一つの部分が乗物のシャシであって前記他の部分が乗物の車輪であり、 加速感受式緩衝装置がさらに、 緩衝装置の圧縮時に、制限された流量で上方の室と下方の室との間に緩衝装置の流体を通過させる通過手段と、 緩衝装置の延伸時に、制限された流量で上方の室と下方の室との間に緩衝装置の流体を通過させる通過手段と、 緩衝装置の延伸もしくは圧縮時に変更可能な流体流れ経路を提供するためのポートと、 流体の流れが増大せしめられる緩衝装置の一部分の鉛直方向の加速時に、緩衝装置内にあってポートを開放せしめる移動可能な慣性式部材と、 シャシの移動時に、慣性式部材をポートの閉鎖位置に維持するのに十分な流体の力を慣性式部材に適用する適用手段とを具備した加速感受式緩衝装置。
IPC (2件):
F16F 9/50 ,  F16F 9/34
FI (2件):
F16F 9/50 ,  F16F 9/34
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭54-093773
  • 特表平6-508671

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