特許
J-GLOBAL ID:200903063040408395

鉄道高架橋に於けるバラスト軌道床版の防水工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-276538
公開番号(公開出願番号):特開2001-098501
出願日: 1999年09月29日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】 鉄道高架橋に於けるバラスト軌道床版の防水を確実なものに仕上げる。【解決手段】 鉄道高架橋1の長手方向両端部に設けられているバラスト止め壁体10,10近傍のバラスト3,3...を取り除き、そして、該バラスト止め壁体10,10の立上り部10a,10a及び天端部10b,10b並びに、該立上り部10a,10aに続く床版2上面に一定範囲に及んで高粘度のゴムアスファルトエマルジョンを所定厚さ塗装した後、前記バラスト3,3...を元に戻し、該床版2上面にバラスト3,3...を取除くことなしに、該バラスト3,3...間に注入されたゴムアスファルトエマルジョンの防水材の層4aと、前記塗装されたゴムアスファルトエマルジョンとの重複部分が相互に融合一体化させて凝固し、依って、高品質の防水機能を発揮させる。
請求項(抜粋):
鉄道高架橋の床版上のバラストに、該バラストを移動させることなく所定間隔を有して注入パイプを挿入し、該注入パイプの上面よりゴムアスファルトエマルジョンの水溶性防水材を注入し、該ゴムアスファルトエマルジョンの水溶性防水材は該バラスト内を下方に拡散浸透して床版面に防水膜を形成させ、更に、前記床版のクラック、ジャンカ等の漏水、滲水のある部位にも前記ゴムアスファルトエマルジョンの水溶性防水材を浸透凝固させるようにした従来公知の鉄道高架橋に於けるバラスト軌道床版の防水法であって、前記工法施工前に、予め前記床版の長手方向両端部に立設されているバラスト止め壁体近傍に配設されているバラストを除去し、然る後、該バラスト止め壁体の立上り部及び天端部並びに該立上り部に続く床版上面の一定範囲に及んで高粘度のゴムアスファルトエマルジョンを所定厚さ塗装した後、前記バラストを元に戻し、然る後、前記従来公知の工法を施工して、該バラスト止め壁体及び該バラスト止め壁体近傍の前記床版上に塗装された前記高粘度のゴムアスファルトエマルジョンと前記従来工法にて床版上に形成される防水膜との重複部位とが相互に一体となって凝固するように形成されたことを特徴とする鉄道高架橋に於けるバラスト軌道床版の防水工法。
IPC (2件):
E01B 1/00 ,  E01B 37/00
FI (2件):
E01B 1/00 ,  E01B 37/00 D
Fターム (2件):
2D056AA03 ,  2D057CC00
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-257502
  • 特開昭63-304802

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