特許
J-GLOBAL ID:200903063049688099

立体造形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-237968
公開番号(公開出願番号):特開平9-076354
出願日: 1995年09月18日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 スクレーパーに材料の付着が生じ難い状態で未硬化材料層を形成するか付着物を除去することにより、薄い材料層の層厚精度を高度に満足しつつ安定した積層作業を行なうことができる造形精度の高い立体造形装置を提供する。【解決手段】 スクレーパー25A,25Bは、自由液面Lに最も近接するそれらの先端部Ea,Ebが自由液面Lから常時所定距離Hを隔てるように配置されている。先端部Ea,Ebが液面Lから隔たる距離Hを未硬化材料層12の層厚h2 より大きくして液面Lより上方で材料層12を形成することができる。また、プラットホーム11をその上面部11a又は積層された硬化層の最上層が液面Lより上下に位置する上昇位置と下降位置とに変位可能とし、上昇位置で上面部11a又は最上層の上に形成された未硬化材料層12の上面が液面Lと略同一高さになるように前記下降位置を設定するのがよい。
請求項(抜粋):
所定の光によって硬化し得る未硬化の光硬化性流動材料を収容し該流動材料の自由液面を形成する容器と、前記自由液面に対し略平行な上面部を有し、前記自由液面と略直交する方向に移動するよう前記容器中に移動可能に設けられた可動プラットホームと、前記容器から未硬化の光硬化性流動材料を汲み上げて前記可動プラットホーム上に供給する未硬化材料供給手段と、前記可動プラットホームの移動方向に対して直交する方向に移動可能に設けられ、該移動により前記可動プラットホーム上の光硬化性流動材料の表面部を平坦化するスクレーパーと、を備え、前記未硬化材料供給手段により前記可動プラットホーム上に供給した未硬化の光硬化性流動材料の表面部を前記スクレーパーにより平坦化して所定層厚の未硬化材料層を形成し、該未硬化材料層を所定の光により選択的に露光して光硬化性流動材料の硬化層を形成するとともに、該硬化層を下層の硬化層上に順次積層して立体を造形する立体造形装置において、前記自由液面に最も近接する前記スクレーパーの先端部が前記自由液面から常時所定距離を隔てるよう、前記スクレーパーを配置したことを特徴とする立体造形装置。
IPC (3件):
B29C 67/00 ,  B29C 35/08 ,  B29K105:24
FI (2件):
B29C 67/00 ,  B29C 35/08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 三次元形状の形成方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-281748   出願人:松下電工株式会社
  • 特公平7-010566

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