特許
J-GLOBAL ID:200903063051931324

坂道発進補助装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-139473
公開番号(公開出願番号):特開平8-332929
出願日: 1995年06月06日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 車輪の回転が停止した状態にもかかわらず車両が停止していないスリップ状態では制動圧力が保持されないようにするとともに、わずかな下り勾配で停車したときには制動圧力を保持するようにする。【構成】 車両の勾配を検出する勾配センサの出力が所定値を越える下り勾配を送出するときに制動圧力の保持を禁止し、ニュートラルスイッチがニュートラルを検出するときに制動圧力保持の禁止を解除して坂道発進補助動作を実行する。【効果】 ひんぱんに発進および停止を繰り返す運転操作が行われても、坂道発進補助動作を有効に実行することができ、運転者の疲労を軽減させることができる。
請求項(抜粋):
車速センサと、クラッチペダルのストロークセンサとを備え、前記車速センサの出力が実質的に零であり前記ストロークセンサが第一所定値(S1 )以上にクラッチペダルが踏み込まれたことを検出したときに、前記ストロークセンサの検出出力が第二所定値(S2 、S2 ≦S1 )を下回るまで制動圧力を保持する制御回路を備えた坂道発進補助装置において、車両の勾配を検出する勾配センサと、変速機のニュートラルを検出するニュートラルスイッチとを備え、前記制御回路は、その勾配センサ出力が所定値を越える下り勾配を送出するときに前記制動圧力の保持を禁止する手段と、前記ニュートラルスイッチがニュートラルを検出するときに前記禁止する手段を解除する手段とを備えたことを特徴とする坂道発進補助装置。

前のページに戻る