特許
J-GLOBAL ID:200903063052714106

OFDMパケット通信用受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-120959
公開番号(公開出願番号):特開2001-313624
出願日: 2000年04月21日
公開日(公表日): 2001年11月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 OFDMパケット通信用受信装置において送信側と受信側の波周波数にずれが存在する場合又は受信信号に位相雑音や熱雑音が付加される場合に復調される信号の劣化を抑制する。【解決手段】 各サブキャリア信号を用いてチャネル特性の推定を行うチャネル推定手段106と、推定結果を用いてサブキャリア信号に対し同期検波処理を行い検波信号を出力する同期検波手段107と、検波信号を用いて送信側と受信側のクロック周波数誤差による位相回転量あるいは位相回転累積量を検波信号の位相と基準信号の位相の差により検出し各サブキャリア信号の位相回転情報を生成するクロック周波数誤差推定手段108、110、111と、クロック周波数誤差に応じて検波信号に対してクロック周波数誤差による位相回転を補正する位相回転補正手段109とを設けた。位相回転を補正された信号を識別回路112に入力してシンボルの識別を行う。
請求項(抜粋):
OFDM信号を受信して所定の受信処理を行う受信手段(102)と、前記受信手段が出力する受信信号に対してタイミング同期処理および搬送波周波数同期処理を行う同期処理手段(103)と、前記同期処理手段によってタイミング同期処理および搬送波周波数同期処理された受信信号をフーリエ変換を用いて各サブキャリア毎の信号に分離するフーリエ変換手段(105)と、前記フーリエ変換手段によって分離された各サブキャリア信号を用いてチャネル特性の推定を行うチャネル推定手段(106)と、前記チャネル推定手段によって得られたチャネル特性の推定結果を用いて前記フーリエ変換手段によって分離されたサブキャリア信号に対し同期検波処理を行い検波信号を出力する同期検波手段(107)とを備えるOFDMパケット通信用受信装置において、前記同期検波手段によって出力された検波信号のうち全てあるいは一部の検波信号を用いて送信側と受信側の間のクロック周波数誤差による位相回転量あるいは位相回転累積量を検波信号(R1、R2)の位相と基準信号(S1〜S16)の位相との差により検出し、クロック周波数誤差(fRCLK-fTCLK)による各サブキャリア信号の位相回転情報(Δθ)を生成するクロック周波数誤差推定手段(100)と、前記クロック周波数誤差推定手段から出力されたクロック周波数誤差に応じた情報に基づいて、前記同期検波手段から出力された検波信号に対してクロック周波数誤差による位相回転を補正する位相回転補正手段(109)とを備え、該位相回転補正手段(109)の出力をシンボル毎に識別することを特徴とするOFDMパケット通信用受信装置。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04L 7/08
FI (2件):
H04J 11/00 Z ,  H04L 7/08 A
Fターム (17件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD19 ,  5K022DD33 ,  5K022DD42 ,  5K047AA03 ,  5K047AA11 ,  5K047BB01 ,  5K047CC01 ,  5K047GG10 ,  5K047GG45 ,  5K047HH04 ,  5K047HH11 ,  5K047HH42 ,  5K047HH53 ,  5K047MM13 ,  5K047MM35

前のページに戻る