特許
J-GLOBAL ID:200903063052817207

リモートファイルのキャッシュ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-217972
公開番号(公開出願番号):特開平10-049422
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 キャッシュ容量の限界に達した場合のキャッシュ内容の取り捨てを効果的に行う。【解決手段】 ファイル格納部2はリモートファイルをキャッシュし、ファイル管理情報保持部3は各ファイル毎のファイル管理情報を保持する。最新内容がキャッシュされていないリモートファイルへのアクセス要求時、アクセスコントロール部6は、ネットワークインタフェース部1を通じてサーバからファイルを獲得してファイル格納部2にキャッシングする。このとき空き容量が無い場合、期待値計算部4は、ファイル転送に必要な時間,単位時間当たりのキャッシュヒット回数及び単位時間当たりのファイル更新回数を考慮して、各ファイル毎にそのファイルをキャッシュしておくことでその後どれだけファイル転送時間の節約が見込めるかを示す期待値を計算し、アクセスコントロール部6は期待値の小さいものから優先的にファイルを削除して空き容量を確保する。
請求項(抜粋):
ネットワークを通じて取得したリモートファイルを後刻のアクセスに備えてローカルなファイル格納部にキャッシングしておくリモートファイルのキャッシュ装置において、前記ファイル格納部に格納されている個々のファイルに関するファイル管理情報を記録するファイル管理情報保持部と、該ファイル管理情報保持部に記録されたファイル管理情報を参照し、ファイル転送に必要な時間,単位時間当たりのキャッシュのヒット回数および単位時間当たりのファイルの更新回数を考慮して、個々のファイル毎にそのファイルを前記ファイル格納部に残しておくことでその後どれだけファイル転送時間の節約が見込めるかを示す期待値を計算する期待値計算部と、ネットワークを通じて取得したリモートファイルを格納するのに必要な空き容量が前記ファイル格納部に存在しない場合に、前記期待値計算部で計算される期待値の小さいファイルから優先的に消去して空き容量を確保し、前記取得したリモートファイルを前記ファイル格納部に格納するアクセスコントロール部とを備えることを特徴とするリモートファイルのキャッシュ装置。
IPC (4件):
G06F 12/00 545 ,  G06F 12/00 514 ,  G06F 13/00 353 ,  G06F 15/16 370
FI (4件):
G06F 12/00 545 B ,  G06F 12/00 514 M ,  G06F 13/00 353 Q ,  G06F 15/16 370 M

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