特許
J-GLOBAL ID:200903063063557126

熱成形歪み硬化ニッケル-チタンにより構成される装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 吉武 賢次 ,  永井 浩之 ,  岡田 淳平 ,  勝沼 宏仁 ,  鈴木 清弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-508404
公開番号(公開出願番号):特表2004-532715
出願日: 2002年06月04日
公開日(公表日): 2004年10月28日
要約:
シースから展開されるストラット状の本体を有する医療用装置に適用される、相変態無く、あるいは、応力誘起マルテンサイトの発現が無く、線形擬似弾性的な挙動を有する、冷間加工されたニッケル-チタン合金が開示されている。1つの用途においては、介入処置で使用するための外形が小さい導入システムと共に線形擬似弾性ニチノール自己拡張ストラットアセンブリを使用する塞栓症防御装置が開示されている。拡張可能なストラットアセンブリは、フィルタ部材で覆われており、これらの両者は、下流にある介入処置の先端の展開場所へ導入するために、圧縮されて拘束シース内に収容される。所望の場所に達すると、拘束シースが引き戻されて、塞栓症防御装置が展開され、これにより、介入処置中に形成されて流れる塞栓物が捕捉される。線形擬似弾性ニチノールは、非線形擬似弾性(すなわち、超弾性)ニチノールとは別に、医療用装置で使用される。
請求項(抜粋):
体の管腔内で使用するための医療用装置であって、 収縮状態と拡張状態とを有するストラットによって形成された自己拡張する本体を備え、 前記本体は、哺乳類の体温よりも高い変態温度を有する冷間成形ニッケル-チタン合金を含み、前記ニッケル-チタン合金は、前記本体に加えられる応力と無関係に、線形擬似弾性を示し、 前記収縮状態で、前記本体を少なくとも部分的に囲むシースを備えている、医療用装置。
IPC (3件):
A61B17/00 ,  C22C14/00 ,  C22C19/03
FI (3件):
A61B17/00 320 ,  C22C14/00 Z ,  C22C19/03 C
Fターム (1件):
4C060MM25
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平3-501153

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