特許
J-GLOBAL ID:200903063072900984

芳香族カルボン酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-053707
公開番号(公開出願番号):特開平11-246476
出願日: 1998年03月05日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 酸化反応温度が比較的低温の140〜190°Cで行う芳香族カルボン酸の製造において、蒸留と抽出を組み合わせた酢酸分離法の採用により、消費熱量が低減化でき、酢酸溶媒に含まれる酸化反応による生成水を効率よく分離でき、また排水中の酢酸濃度を低減することも可能である工業的に極めて有利な方法を提供すること。【解決手段】 アルキル芳香族炭化水素を低級脂肪族カルボン酸中、触媒の存在下、分子状酸素含有ガスによって液相酸化し、上記酸化によって生成した水と上記低級脂肪族カルボン酸及び低級脂肪酸エステル等の低沸点副生物を含む混合物を分離して低級脂肪族カルボン酸を再利用する芳香族カルボン酸の製造方法において、上記酸化反応を140〜190°Cで行い、この反応で発生した熱を回収してこれを上記分離の熱源として利用し、且つ上記低級脂肪族カルボン酸の分離の方法として蒸留と抽出を組み合わせて用いることを特徴とする芳香族カルボン酸の製造方法。
請求項(抜粋):
アルキル芳香族炭化水素を低級脂肪族カルボン酸中、触媒の存在下、分子状酸素含有ガスによって液相酸化し、上記酸化によって生成した水と上記低級脂肪族カルボン酸及び低級脂肪酸エステル等の低沸点副生物を含む混合物を分離して低級脂肪族カルボン酸を再利用する芳香族カルボン酸の製造方法において、上記酸化反応を140〜190°Cで行い、この反応で発生した熱を回収してこれを上記分離の熱源として利用し、且つ上記低級脂肪族カルボン酸の分離の方法として蒸留と抽出を組み合わせて用いることを特徴とする芳香族カルボン酸の製造方法。
IPC (6件):
C07C 63/26 ,  B01J 27/08 ,  C07C 51/265 ,  C07C 51/44 ,  C07C 51/48 ,  C07B 61/00 300
FI (6件):
C07C 63/26 N ,  B01J 27/08 X ,  C07C 51/265 ,  C07C 51/44 ,  C07C 51/48 ,  C07B 61/00 300

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