特許
J-GLOBAL ID:200903063073461453

モータ回転速度制御回路および制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-325989
公開番号(公開出願番号):特開平5-168270
出願日: 1991年12月10日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】 モータ回転速度制御の安定性を判定し、不安定な場合には初期設定ゲインとは異なるゲインに切替ることによって、モータに取り付けられた負荷の重量や慣性モーメント、モータやスピンドルの軸受けの摩擦状態などが変化した場合などでも安定なモータ回転制御回路および制御方式を提供することを目的とする。【構成】 本発明は、所定回転速度範囲をいくつかの回転速度範囲に分割してゲイン設定するゲイン設定手段8と、回転速度制御が安定か、すなわち設定ゲインが適切であるかを判定する判定手段19と、安定化のために判定結果に基づいてゲイン切替を行うゲイン選択手段7とを備えた位相同期ループ制御回路から構成される。
請求項(抜粋):
モータを所定回転速度範囲内の目標とする回転速度で回転させるための、該回転速度に比例した発振周波数を持つ回転速度指令信号と、該モータの回転速度を検出する速度検出手段が発生する回転速度検出信号との、位相と周波数の両方を一致させるよう制御する位相同期ループ制御回路、いわゆるPLL制御回路を用いたモータ回転速度制御回路において、前記所定回転速度全範囲をいくつかの回転速度範囲に分割し、それぞれの回転速度範囲に対応したゲイン設定値を有し、目標とする回転速度が属する回転速度範囲のゲイン設定値を初期値として与えるゲイン設定手段と、前記ゲイン設定手段によって設定されたゲインが適正であるか、すなわち回転速度制御が安定か否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果として速度制御が不安定な場合には、安定となるようにゲイン切替を行うゲイン選択手段とを備えたことを特徴とするモータ回転速度制御回路。
IPC (2件):
H02P 5/00 301 ,  H02P 5/00

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