特許
J-GLOBAL ID:200903063078710150
屈折率分布型ロッドレンズアレイの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大野 精市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-138069
公開番号(公開出願番号):特開平6-347608
出願日: 1993年06月10日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 線径の細い屈折率分布型ロッドレンズアレイの製造方法を提供し、光学機械の小型化に対応する。【構成】 屈折率分布を有するロッド状ガラスを母材として、これを加熱延伸して線径の細いファイバ状の屈折率分布型ロッドレンズを作製し、これをドラムに巻き取り、これを切断展開してシート状のロッドレンズとして屈折率分布型ロッドレンズアレイを製造した。
請求項(抜粋):
(イ)線径の太いロッド状ガラスをイオン交換処理することによって、半径方向に屈折率分布を有するロッド状ガラスを作る工程。(ロ)前記ロッド状ガラスを母材として、これを加熱延伸して線径の細いファイバ状の屈折率分布型ロッドレンズを作る工程。(ハ)前記ロッドレンズの表面に、光吸収性樹脂を連続的にコーティングする工程。(ニ)前記コーティングしたロッドレンズを平行に並ぶようにドラムに巻き取る工程。(ホ)巻き取られて筒状となった前記ロッドレンズの隣接するレンズを、接着用樹脂で仮止めする工程。(ヘ)前記ロッドレンズの筒を、ロッドレンズと直角方向に、1箇所あるいは複数箇所で切断する工程。(ト)切断した前記ロッドレンズを、平坦なシート状に展開する工程。(チ)少なくとも1組のシート状の前記ロッドレンズを、2枚の側板に挟んでその隙間に接着剤を充填し固めて、ロッドレンズアレイ板とする工程。(リ)前記アレイ板を前記ロッドレンズと直角方向に切断して、その両切断面を光学研磨して屈折率分布型ロッドレンズアレイとする工程。以上の工程からなることを特徴とする、屈折率分布型ロッドレンズアレイの製造方法。
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