特許
J-GLOBAL ID:200903063087679770

電気化学的燃料電池スタックのためのセンサー電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-558584
公開番号(公開出願番号):特表2002-520778
出願日: 1999年07月02日
公開日(公表日): 2002年07月09日
要約:
【要約】電気化学的燃料電池スタックは、複数の燃料電池を有する。燃料電池の少なくとも一つはセンサー電池である。センサー電池は、複数の残余の燃料電池とは異なった少なくとも一つの構造的相異点を有する。その構造的相異点には、例えば、減少したセンサー電池電気化学的活性領域、減少した電極触媒添加量、修正アノード又はカソード流通領域、異なった電極触媒組成物、又は修正冷却剤流通領域形態が含まれる。センサー電池は、スタック中の残余の電池と実質的に同じ条件下で作動する。しかし、特定のスタック作動条件の変化に呼応して、電気的又は熱的応答、好ましくは電圧変化がセンサー電池に誘発され、それは残余の燃料電池では同時には起きない。従って、センサー電池は望ましくない条件を検出することができ、その応答を用いて補正作用を開始させることができる。異なった種類の条件に対し特定化された一つより多くのセンサー電池をスタック中に用いてもよい。望ましくない条件が存在しない場合には、センサー電池は電力発生燃料電池としての機能を果たすことができる。
請求項(抜粋):
複数の燃料電池を有する改良された電気化学的燃料電池スタックであって、該燃料電池の各々がアノード電極触媒を有するアノードと;カソード電極触媒を有するカソードと;前記アノードと前記カソードとの間に介在させたイオン交換膜と;を有する該電気化学的燃料電池スタックにおいて、 前記複数の燃料電池の少なくとも一つが、前記複数の残余の燃料電池とは異なった少なくとも一つの構造的相異点を有するセンサー電池であり;しかも、前記スタックの作動中、前記構造的相異点が、実質的に同じ作動条件下で前記残余の燃料電池中に同時には起きない電気的及び熱的応答の少なくとも一方を、該センサー電池に引き起こす;ことを特徴とする、上記燃料電池スタック。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M 8/04 Z ,  H01M 8/04 H ,  H01M 8/10
Fターム (9件):
5H026AA06 ,  5H026CC10 ,  5H027AA06 ,  5H027KK21 ,  5H027KK31 ,  5H027KK46 ,  5H027KK51 ,  5H027KK54 ,  5H027KK56

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