特許
J-GLOBAL ID:200903063096302425

水媒体中の一酸化炭素の共重合のための遷移金属を基礎とする触媒組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江藤 聡明
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-558154
公開番号(公開出願番号):特表2002-519492
出願日: 1999年06月22日
公開日(公表日): 2002年07月02日
要約:
【要約】本質的成分としてa)式(I)【化1】[但し、R1からR4が各々直鎖または分枝のC2〜C28アルキル、C3〜C14シクロアルキルまたはアルキル部分に1から28個の炭素原子を有し、アリール部分に6から15個の炭素原子を有するアルキルアリールを表し、各々が少なくとも1個の周期表第IVA族から第VIA族の元素を基礎とした極性のプロトン性またはイオン性の官能基により置換されている。]で表される金属錯体、およびb)必要であれば、1以上のルイス酸またはプロトン酸あるいはルイス酸およびプロトン酸の混合物を含む、一酸化炭素とα-オレフィン性不飽和化合物との共重合のための触媒組成物。
請求項(抜粋):
実質的成分として、 a)式(I)【化1】[但し、 Gが、-(CRb2)r、-(CRb2)s-Si(Ra)2-(CRb2)t-、-A'-O-B'-または-A'-Z(R5)-B'-を表し、 R5が、水素原子、またはC1〜C28アルキル、C3〜C14シクロアルキル、C6〜C15アリールまたはアルキル基が1個から20個の炭素原子を有し、且つアリール基が6から15個の炭素原子を有するアルキルアリール(但し、各々の基は置換されていなくても周期表第IVA族、第VA族、第VIA族または第VIIA族を基礎とした官能基で置換されていてもよい。)、または-N(Rb)2、-Si(Rc)3または式IIの基【化2】を表し、 qが整数0から20を表し、そして(II)の他の置換基が(I)と同義であり、 A'およびB'が各々-(CRb2)r'、-(CRb2)s-Si(Ra)2-(CRb2)t-、-N(Rb)-、環系のr'-、s-もしくはt-個の原子を表すか、あるいはZとともに、ヘテロ環構造中の(r'+1)-、(s+1)-または(t+1)-個の原子を形成し、 Raが、互いに独立して、各々C1〜C20アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C6〜C15アリールまたはアルキルアリール(但し、アルキル部分に1から10個の炭素原子を有し、アリール部分に6から15個の炭素原子を有する。)を表し、 Rbが、Raと同義であるか、水素またはSi(Rc)3を表し、 RcがC1〜C20アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C6〜C15アリ-ルまたはアルキルアリール(但し、アルキル部分に1から10個の炭素原子を有し、アリール部分に6から15個の炭素原子を有する。)を表し、 rが1、2、3または4を表し、 r'が1または2を表し、 sおよびtが各々0、1または2を表し、但し、s+tが1以上3以下であり、 Zが、周期表の第VA族の非金属元素であり、 Mが、周期表第VIIIB族、第IB族または第IIB族から選択された金属を表し、 E1およびE2が各々周期表第VA族の非金属元素を表し、 R1からR4が、各々直鎖または分枝のC2〜C28アルキル、C3〜C14シクロアルキルまたはアルキルアリール(但し、アルキル部分に1から28個の炭素原子を有し、アリール部分に6から15個の炭素原子を有する。)を表し、各々が、周期表第IVA族からVIA族の元素を基礎とした少なくとも1個の極性のプロトン性またはイオン性の官能基により置換されており、 L1およびL2が形式的に電荷を有する配位子、または中性の配位子を表し、 Xが形式的に一価または多価のアニオンを表し、 pが0、1、2、3または4を表し、 mおよびnが各々0、1、2、3または4を表し、且つp=m×nである。]で表される金属錯体と、b)必要により、1種以上のルイス酸もしくはプロトン酸またはルイス酸とプロトン酸の混合物を含む、一酸化炭素とα-オレフィン性不飽和化合物との共重合のための触媒組成物。
Fターム (2件):
4J005AB01 ,  4J005BB02

前のページに戻る