特許
J-GLOBAL ID:200903063098980811

自動変速機用摩擦係合装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-321591
公開番号(公開出願番号):特開平11-153152
出願日: 1997年11月21日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 遠心油圧キャンセル室内に急速に油圧を供給して変速ショックを可及的に小さくする自動変速機用摩擦係合装置を提供すること。【解決手段】 ケースと遊星歯車機構との間に形成され入力軸3とともに回転する第1摩擦要素14と、第2摩擦要素15を備えるクラッチドラム1と、クラッチドラム1内に摺動可能に配設されてクラッチピストン室6を形成するとともにクラッチピストン室6内の油圧に応じて第1摩擦要素14と第2摩擦要素15とを係合可能なクラッチピストン12と、クラッチピストン12の前面に配設されてクラッチピストン12とともに遠心油圧キャンセル室7を形成する壁部材4と、クラッチピストン室6内の油圧が所定条件下ではクラッチピストン室6側から遠心油圧キャンセル室7側に向かう作動油の流れを許容し、それ以外はクラッチピストン室6側から遠心油圧キャンセル室12側に向かう作動油の流れを禁止する一方向弁5と、を備える自動変速機用摩擦係合装置20。
請求項(抜粋):
ケースと遊星歯車機構との間に形成され入力軸とともに回転する第1摩擦要素と、第2摩擦要素を備えるクラッチドラムと、該クラッチドラム内に摺動可能に配設されてクラッチピストン室を形成するとともに該クラッチピストン室内の油圧に応じて前記第1摩擦要素と第2摩擦要素とを係合可能なクラッチピストンと、該クラッチピストンの前面に配設されてクラッチピストンとともに遠心油圧キャンセル室を形成する壁部材と、前記クラッチピストン室内の油圧が所定条件下では前記クラッチピストン室側から遠心油圧キャンセル室側に向かう作動油の流れを許容し、それ以外は前記クラッチピストン室側から遠心油圧キャンセル室側に向かう作動油の流れを禁止する一方向弁と、を備えることを特徴とする自動変速機用摩擦係合装置。
IPC (2件):
F16D 25/063 ,  F16H 63/30
FI (2件):
F16D 25/063 A ,  F16H 63/30

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